もんもんさんのウクレレを山梨の勉強会の時に見せてもらったら、各弦の高さがちょっと変な事に気がつきました。
チューナーで計った訳ではないけど、音程も少し怪しいと感じました。
13年程前にハワイで購入した物と言う事です。

ナットの弦の溝が深すぎる事、、弦高もちょっと気になります。
ブリッジ側を見ると、サドルに食い込んで、くっ付きそうに成っています。

最近のカマカはサドルはもう少し高めな気がします、。
これは少し直した方が良いなと思いました。
それから3ヶ月程経ちオリジナルのシャーラーのペグをもんもんさんから交換すると聞きました。

そこで、「ナットとサドルも気になるので交換してもらったらどうですか」と言った所、その楽器屋さんの見積もりでは可成りの高額修理代であるという報告を受けました。
かと言って、実は直さなくとも十分に弾けるレベルの物である事をお断りしておきます。

今回は、特別プロジェクトチームを作り、直したらどうなると言う事で工作担当はWadaさんに依頼した所、快く引き受けてもらいましたので、この企画が実現出来ました。
さて、少しだけ音痴のカマカコンサート、更に弾き易く和音が綺麗に成ればと思います。

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Kamaka Con 改修 中間報告

久しぶりの工作系 相手が高級品なので緊張感もあり楽しませてもらってます。

がっちりサドル周りをラッカー塗装で塗り固めた感じで,簡単には外れそうになかったブリッジですが、サドルとの接線に薄刃で切れ込みを入れたのち、1時間おきに3回ほどラッカーシンナーを切れ込みに流して接着が緩むのを待ちましたが、手で引っ張ってもびくともしませんでした。


さらにじっくり待ってブリッジとサドルの間にマチ針を差し込んだところ、しめしめ予想通り若干浮き上がりましたので、後は簡単です。
ぐりぐりと引っ張って外しました。十分接着剤(ラッカー)が緩んでいたのでどこにもめくれなど木部の傷みはなしです。



ナットも同様のやり方で安全にとれました。



元のブリッジは1.8mm厚くらいなので2.5mmか3.0mmの牛骨材を購入して溝の後ろ側を広げて、
若干スケールが長くなる方向で補修します、2.5,mmがいいでしょう。



これで若干弦長が1-2mmショートで、高いフレットで♯する傾向も厚めのブリッジを加工することで補正できると思われます。
よく見るとサドル全体が弦の張力で若干ネック方向に斜めって寝ているんですね。
それで♯傾向なのかもしれません。(元々の仕様かも知れません)

それとびっくりしたのは、カマカのブリッジは幅が75mmもあるんですね。普通のウクレレは
60-63mmくらいです。ギター用でも72mmしかないのもあるのでかなり幅が広いです。
したがってウクレレ用として売っている材では長さが足りませんし、ギター用の長いほう85mmを使わないと長さが足りません。



ブリッジは2.5mmか3.0mmどっちがいいかな?ちなみにT’sは 3.0プラです。マーチン3Mは1.8mm骨、NATURELは2.5骨。Gストリングは3.2柔らかい木です。

Wada

(サドルの厚みは相談の結果2.5mmを使用する事にしました)
解説及び写真撮影もWadaさんです。(写真編集色補正は、きまでーす)
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まずは、第一段階迄の報告を受けました。
少し時間は掛かると思いますが、次会報告が来たらまた公開したいと思います。

○ 但し、ここに書いてある事を無闇に真似してもらっては困ります。
あくまで自己責任で行ってくださいね。

○○ また、無いとは思いますが、リペアの受付も一切行っていませんのでご了承ください。