
昨年、ウクレレ仲間のジャンゴさんの友人のウクレレ が破損したので、年が明けたら修理を依頼されていました。
少し時間が経ってしまいましたが、修理を始めました。
ケリーのウクレレは以前、旅人さんのものも同じ部分が複雑に割れているものを直したことがあります。
もう3年ほど前なのですが、このメーカーのウクレレは独特な音がします。
ウクレレプレーヤーでも有名な。つじあやのさんが使っていた事を記憶しています。
素朴でとても綺麗な音がしますが、コアロハと同じで少し補強材の力木が少なかったり端まで通っていないと言うこともサウンドに影響していると思います。
今回もその力木の切れ目で割れていました。
トップ材がとても薄い1mm強のコアで作られています。
フレットボードはよく弾き込まれている様子が分かります。
フレットも少し錆が浮いたように見えます。


ロゴのデカールが少しはがれています。
ペグは少しメッキが変色し掛かっています。
裏の角がわかりにくいですが、一部欠損しています。

修理はてっきりバックが剥がれていると思い込んでいましたが、トップがネック付近からボトムまで割れていました。

冬の乾燥のせいなのか少し隙間が空いています。

いくつか方法を考えましたが、まずはタイトボンドを隙間に入れました。

裏側には筆を使ってボンドを塗りました。
少し幅を寄せながら割れ目を合わせます。
トップが波打っているので完全には合わせられませんが、できる限り平に接着しました。


パッチを2つ作って、裏から補強しました。
続く。