週末はバレーボールの試合で遠い街に行っておりました。

 

優勝を狙っていましたが、一回戦で敗退…。

 

とても強いチームでした。

 

シニアのバレーではなかった。

 

セッターがトスを上げると、もうセンターが空中から、

自由自在にアタックを打ち込んできました。

 

 

なぜか、ソチの頃のゆづくんを思い浮かべました。

 

あの当時の一位と二位の差。

(パトリックさんとゆづ君)

 

とてつもなく開いていた。

 

でも、不可能にしなかった。

 

どこまでも近づこうとした。

 

そうして、追い越してしまった。

 

 

 

 

ゆづ君が長野でホープ&レガシーを舞ったと知りました。

 

ああ、今もアジアの夢をよく聴くのです。

タラ、ララ、ランと。

 

 

遠征の車中で、私の生まれた町を通りました。

 

峠の途中。

 

町のあったところ。

 

今は人は住んでいない。

 

もう、悠久の森に還った。

 

怖い程の自然だった。

 

川が水が流れていた。

木々がざわざわと揺れていた。

 

一時、人々は生活をしていたのだけれども、

 

また自然に戻った。

 

少し淋しかった。

 

自然の大いなる畏怖を感じた。

 

 

 

 

マイ・ガーデンに黄色のオダマキが綺麗に咲いた。

 

 

 

何を思って植えたのか…。

 

ゆづ君だった。

 

 

黄色のオダマキの花言葉は見つからない。

 

きっと新しい世界。

 

 

 

ゆづ君のあれこれ。

 

拝見していると、いろんな表情を持つ。

 

金沢、ラストの写真撮影のまるで赤子のようなお顔。

 

JOCの同じ年頃のアスリートとの素の表情。

 

 

そうして、少しだけ見た長野のショーの神々しさ、清廉さ、実直さ。

 

 

君はきっと誰もが見たこともない新しい花。

 

 

ユヅル・ハニュ―という世界にひとつだけの新しい花。

 

どんと進んで行け!

 

全てを受け入れ、受けとめ、日本のみならず、世界のみならず、

宇宙の果てまで。

 

 

 

ショーに行ける都会の人たちが少しうらやましい。

 

けれども、自然もいいものです。

 

 

 

 

緑が、蒼が、黄色があるのです。

 

北の街の片隅で、ゆづ君を思う。

 

それもまたいいのです。