昨日、7月7日は、シンシアの介助犬認定30周年でした。

 家族だけでささやかにお祝いしました。

 

 

 シンシアの似顔絵の犬用ケーキを準備しましたが、シンシアは食べられないので、顔の部分は残して(上の写真の赤丸部分)、デイジーとエクラが4分の1ずつ食べました。

 翌日には、シンシアの顔を切るのは少し忍びないですが、残りを半分ずつにして、デイジーとエクラにあげる予定です。

 

 

 僕たちは、宝塚では昔から有名なルマンのサンドイッチを用意して、美味しく食べました。

 

 

 知り合いの方がお祝いに花束を贈ってくれたので、ひっそりとしたテーブルがとても華やかになりました。横に飾ってあるピンクのバラは我が家で咲いた「シンシアたからづか」です。いつもはこの時期には咲かないのですが、30周年を知って、天国のシンシアが咲かせてくれたのかもしれません。

 

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 シンシアの頃からお世話になっている記者さんが取材に来てくれ、シンシアがパピーだった頃や訓練中の様子、認定式、広報活動、法律制定に向けて活動していた頃のビデオなどを見ながら、昔の話で懐かしく盛り上がりました。

 記事は、明日(7月9日)の毎日新聞・朝刊の地域面に掲載される予定です。

 

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 1994年2月に、シンシアは我が家の愛犬になりました。その後、雑誌の記事をきっかけに介助犬の訓練を受けることになり、1996年7月7日、介助犬協会(現在の日本介助犬協会)から介助犬として認められました。そこから、僕と介助犬シンシアとの生活が始まりました。

 やんちゃな子犬だったシンシアが、やがて社会を動かし、身体障害者補助犬法の成立に大きく貢献してくれる存在になるとは、当時は夢にも思っていませんでした。

 シンシアは、僕の不自由な生活を手助けしてくれるだけでなく、介助犬の普及活動にも大きく貢献してくれました。講演会やイベントでデモンストレーションを披露するだけでなく、国会議員や行政の方々に介助犬の必要性をお願いするときも、いつも一緒にいてくれました。

 シンシアの存在そのものが、介助犬の役割や大切さ、そして介助犬を取り巻く現実を、多くの関係者に伝えてくれたのだと思います。

 そのおかげもあり、多くの方々のご協力によって、2002年5月22日に身体障害者補助犬法が成立しました。

 シンシアが正式に法律上の介助犬として認められたのは、2003年10月1日です。1996年に介助犬として認定されてから、7年以上が経っていました。

 記者さんは、シンシアを同伴して鉄道に乗れるよう、鉄道会社と乗車交渉をしていた頃から取材してくださっています。

 その記者さんは、当時「介助犬の同伴拒否がなくなるまで記事を書き続けます」と言ってくださり、シンシアの連載なども担当され、今もその約束を守るように、介助犬の記事を書き続けてくださっています。
 その約束を今も大切にしてくださっていることに、心から感謝しています。
 ただ、本当は、その記者さんがもう介助犬の記事を書かなくてもよいくらい、補助犬の存在や法律の内容が広く知られ、同伴拒否がなくなってくれればと思っています。