2月11日に、久しぶりで映画を観てきました。
作品は「国宝」です。
公開からすでに8か月。いわば“超・遅ればせながら”の鑑賞です。もともと行く予定はなかったのですが、とても評判が良く、宝塚の映画館「シネ・ピピア」で二度目の上映が始まったと知り、足を運ぶことにしました。
近隣の西宮や尼崎、伊丹、三田にはシネコンがあり、たくさんの作品が上映されていますが、宝塚のシネ・ピピアは50人ほど入るスクリーンが2つだけの小さな映画館です。その分、こじんまりとしていて落ち着いた雰囲気の中、ゆっくり映画を楽しむことができます。

公開から時間が経っていることもあり、50席のうち観客は私たちを含めて11人だけ。静かな空間で、ちょっとぜいたくな時間を過ごすことができました。
映画館に行くのは本当に久しぶりです。舞台は時々観に行っていますが、映画はずいぶんご無沙汰でした。
そしてエクラにとっては、今回が初めての映画館体験です。
「国宝」は3時間の長編でしたが、暗い館内が心地よかったのか、エクラは最初から最後までほとんどぐっすり。舞台の場合は途中で何度も拍手が起こるので、そのたびに「終わったのかな?」と思うのか、エクラが立ち上がることがあります。でも今回は、スクリーンの中で拍手の場面があっても館内は静かなまま。エクラはまるで“いないみたい”に、ずっと眠っていました。
ところで、シネ・ピピアは各スクリーンに車椅子席が1席しかないため、事前に予約しておく方が安心です。前回映画を観に行ったのはずいぶん前のこと。そのときは電話で予約しなければならず、正直ちょっと億劫でした。
でも今回は、一般席と同じようにインターネットで予約ができました。思い立ったときに、そのまま画面から手続きできるのは本当に便利です。
こういう小さな変化も、外出のしやすさにつながっているのだなと感じます。やっぱりうれしいものですね。
そしてエクラは、きっと「よく寝られてよかった」と思っているはずです。
(追伸)
「国宝」はすでに多くの方が観ていると思うので、あえて詳しい感想は書きません。
ただ、今回の映画をきっかけに、これまでまったく興味のなかった歌舞伎に、ちょっとだけ関心が湧いてきました。
帰宅後、YouTubeで「京鹿子娘道成寺」などの映像を見てみると、「ああ、こういうことだったのか」と少しずつ意味が分かってきて、意外と面白い。
今までまったく縁のなかった世界ですが、少しだけのぞいてみるのも悪くないですね。

