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先日到着したマルシンのデリンジャー。
コイツ、取説をみてみたら
2019年かと思っていたら、2017年のヤツでした
さらに古く7年ものでした。
カートリッジも現行の物(鉛タイプ)とは違い
弾頭部分が銅タイプの物でした。
こいつは、今となっては貴重かも知れません。
さて、それでは先ずバレルを調整をしていきます。ホップが傾いていましたのでね
![うーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/069.png)
と、その前にマズル部分から覗く金色が目立って仕方ないので、黒染めしま〜す。
インナーバレルとインナーバレルガイドの先端を黒染めし、更にアウターバレルとガイド、ガイドとインナーバレル、それぞれのクリアランスを高めるためにセロテープを巻いてガタつきをなくし、精度向上に繋がるひと工夫を。
![えー?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/070.png)
さて、お次はホップラバーの傾きとホップ調整を。
デリンジャーは固定ホップなのですが、私はいつも0.25gを使用しているので、0.25gで適正になる様にホップチャンバーを調整します。
画像ではCリングとワッシャーを抜き取ってありますが、一番左の銀色のパーツ、カートカバーを抜き取ればホップラバーも抜き取れます。
ホップラバーは固定。
画像で突起がわかりますでしょうか。
ホップの突起の裏側(外側)が凹んでいて、画像下の左側、カートカバーの内側に見える突起がはまり込みます。
画像下の手前のホップラバーに丁度凹みが見て取れます。
そこの凹みにレジンを垂らして固め、ホップが強く掛かる様にします。
さらにパワーが0.2J程度と低いので、手を加えてパワーアップします。
インパクトバルブ先端に丸く抜いたゴムを接着し、ハンマーの打撃によるバルブの押し込み具合を増やしガスの放出量を増やします。
また、インパクトバルブの穴も広げてあります。
タンク下部にはビニールテープを貼り付けてガスの放出口と本体の受け口との密着性を上げます。
ハンマーの打撃を強くするためににスプリングにボールペンのインク部分をカットして被せて、スプリングのテンションを高めてあります。
タンクをドライヤーで温めました。
タンクの表面温度は22.1度です。
弾速を測りました。
バレル上は0.44J
バレル下は0.41Jまでアップしました。
さて、精度の方は…
前回は5mから、センター狙って枠の外側に散ってます。
で、今回は適正ホップ調整後に10発撃ちました。
かろうじて2発はセンターに入りました。
合格圏内は5発ですかね。
初めのうちはセンター付近に当たりましたが、ガス圧の低下が著しいのか、弱くなるとホップの影響が強く出てしまい、上に着弾している様です。
カートリッジ式ですからバラけるのは仕方のない部分ですが、それでも纏まっている方だと思います。
ただタンクの冷えが早すぎる様ですので、放出量を抑えた方が安定するかも知れません。
まだ改修が必要かも。
気温も上がり、暖かくなってどうかというところですかね。
という事で、マルシンのXカートリッジ デリンジャーの調整でした。
と、調整してましたらピンポーンと
到着しましたのは
クラウンのパイソン用オーセンティックカートリッジでした!
また次回にでもアップしたいと思います。
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