最近、再販された様ですねマルゼンのスコーピオン。
という事で、我が家のスコーピオンもメンテしていきます
先ず、テイクダウンピンを引くと
アッパーフレームが引き抜けます。
ピン一本で通常分解が可能です。
アッパーを分離したら、ボルトを引き抜きます。
この時、途中でボルトのコッキングノブを外します。
次にボルトから、はめ込み式のシリンダーを下に引き抜くと
ピストン上部からの注油も可能です。
ネジを使わずにここまで分解できるなんて、上手い設計です。
ピストン部分へのメンテがとても楽です
また、我が家のスコーピオンはボルトリリースのコッキングノブを換装してあります。
左が純正、右は以前Saruさんに削り出して頂きましたコッキングノブ。
これを右側にのみ取り付けて、左側はオミットしてあります。
画像下は、オミットしてある左側面。
純正のノブは、キノコの傘?ベーゴマの様な形状で、両方のノブをアッパーを跨ぐ様に同時に引かなくてはならず、あまり引き易くはありませんでした。
なので、イングラムなどの様にノブを大きくし、ローレットを入れていただき片手でも引き易くしました。
このオリジナルノブは幅が10mmあるので、人差し指または小指に軽く引っ掛けてコッキングが可能です
さて、メンテに戻ります
ロアーの機関部にもシリコンオイルを注油し、コックされるハンマーやボルトと擦り合う部分にはセラグリスを塗布します。
注油の際は、はじめに古いグリスなどを拭き取って掃除をしてから行っています。
次は分解と逆の手順で組み上げての試射。
昨夜は割と寒かったので、少々マガジンを温めて試射しました。
0.25gで初速が最高で0.73Jも出ました。
シリンダーの大きさとバレルの短さからすると、パワーありすぎます
サイクルは夜間なので計ってませんが、マック堺さんのYouTubeによると17発だそうです。
ワンマガが30発なので直ぐなくなりますね。
ロングマガジンが発売されるといいんですが
ザッとメンテして終了しましたが、何もしなくてもとても良く動くし、箱出しでも素晴らしい精度なのでマガジン2つくらい予備に持てばゲームでも活躍できる一丁だと思います。
私はゲームしませんが
以上、ガスブロ マルゼン Vz61スコーピオンのお手入れ完了です
ご覧いただきありがとうございました
おまけ
こちらも再販されていた様で
本体と色味が違ってしまいますが、サプレッサー装着も可能になりますね