以前ご紹介しましたumarex vfc MP5用 CO2マガジンですが
ようやく対策できました
CO2マガジンもインナーバレルも弄ることなく、シリンダーのみの改良を行いました。
先ずは、シリンダーバルブ
コイツのガスルートをレジンで塞ぎます。
で、固まったら1.5mmのドリルでガスルートの穴あけをします。
先ずはマガジンリップからの流入口用に横位置に真ん中くらいまで穴を開けて
マズル側に流れる穴も開けます。
レジンは透明なので、ドリルがどこまで入ったかを確認しながら穴を開けられます。
穴は内部で直角に繋がって開いていますが、実射してみましたらガスは特に抵抗なく流れました。
次にローディングノズル。
CO2マガジンで試射したときにノズル先端が破損してしまったので、補修ついでに改良します。
ハンドガンなどのフレームに付いているグリップスクリューの受け側のパーツ(黄色の矢印)を利用して、ローディングノズル先端に2液混合の接着剤で接着します。
で、接着ついでにノズルの入り口もこの接着剤で塞ぎます。
そしてノズルの長さを本来の長さに合わせてカットします。
ノズルは完全に塞がっています。
で、この塞がったノズルも1.5mmのドリルで穴を開けて貫通させます。
センターに穴を開けました。
シリンダーバルブスプリングは前回同様、下の弱いスプリングを使用してバルブの閉塞を早めています。
右がCO2用のボルト、左がノーマルマガジン用のボルト。
本体にボルトをセットして試射します。
0.25gのBB弾で最高初速が0.72J。
0.65〜0.72Jと初速に若干バラつきはありますが、取り敢えずは調整できました。
シリンダーバルブの横穴が1箇所のみなので初速にバラつきが出る様な気がするんですが、穴を増やすと初速が上がってしまい、それこそ元の木阿弥。
なので、しばらくはこの状態で運用していきます。
そして初速が下がった分、ブローバックへ振り分けられたガスによるボルトのキックですが、ボルトの重量は変わらないので強さはさほど変わらない様ですが、ボルトの前後する速度が上がった様な気がします。
ノーマルのマガジン温度やCO2ボンベの残量によってガス圧が変化してしまうのでサイクルを比較する事はできませんが、体感では間違いなく早くなっている様です。
ボルトの前後動が激しくなった分、破損のリスクが増えた気がしますので、リコイルスプリングにブァッファーなどを噛ました方が良さそうです。
というわけでCO2マガジン対策、完了です
ご覧いただきありがとうございました