チャンバー部分の分解・調整です。


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ストックからはネジ2本で本体を外すことができます。
この辺はVSRとほぼ同じですね。


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アウターバレルは給弾のためのギミックを本体から先に外し、バレルの固定ネジ2本を抜き取ればスポッと取れます。

この辺は、VSRのネジ込み式と違い単純な構造です。


ちなみに、この給弾するギミックの部分に22発の弾が1列に並んで給弾の補助を行なっています。


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なので、マガジンには54発装填できるのですが、マガジン内のスプリングのテンションで給弾する機構のため最初の装填では実質30発程度しか撃てません。

またマガジン内の残弾が少なくなると、テンションが下がり給弾不良で発射されない場合がありました。


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アウターの下部チャンバー部分を留めている2本のネジを外し、上部のホップ調整ネジを抜けばインナーとチャンバーを取り出すことができます。


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なんとなくVSRっぽいんですが、一体成形のチャンバーで分割できません。

ARESはVSRの様に分割方式でチャンバーパッキンはVSRを共用できるそうです。


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すんませんARESのチャンバー画像拝借してしまいました~申し訳ありません m(_ _)m



で、このS&Tのチャンバーがくせ者でした。
しかもインナーの固定は左右からのイモネジ。


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インナーのガタ止めのOリングは接着されていた様で、しかたなくインナーを抜く際チャンバー内にパッキンを残したまま抜き取りました。
チャンバーパッキンを先に取り出し、シリンダーノズルの侵入口方向からOリングをタタキ出しました。


タタキ出したOリングはヤスリがけをし再利用します。


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写真左からS&T、VSR、電動

チャンバーパッキンを出して確認したところ、VSRとは違った形状で電動も使用不可、独特な形状でした。

パッキンのリップ部分に厚みを持たせ装填されたBB弾を保持する仕組みの様です。
昔のMGCのガスブロ、グロックやフィクスドのガスガンのチャンバーの様な形状です。
ゴムは柔らかめですが。

チャンバー一体成形ということで、長かけは諦めるか…

とH ホップを組み込んで、ジュールアップして試射したところ、飛距離がどうも気にくわない。

チャンバーパッキンはこれ一個のみ…
ホップの突起を削るか…
どうするか…
結果Hホップとあまり飛距離が変わらなかったら…


一晩考えましたが…






短めですが、やっぱり長かけ加工をしてしまいました(^o^)/


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これにて、チャンバー部分は一先ず終了。



そうそう、職場近くのトリガートークにバトンが併設されていると聞き、仕事帰りに寄ってきました。

理由はこれ…



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バトンのVSR用の流速スプリング。

流速が欲しかった分けではないんですが、安かったのと4つ星さんがジュール下げるために適当に短くカットしてくれたもんだからシリンダーセットピンが抜け易くなっていたために購入しました。

という訳で、次回はシリンダーのスプリング交換も含めアップしたいと思います~