満開の桜に無常の風雨が・・・。

そういえば、桜の時期には必ず訪れていた所に愛犬を亡くして以来、4年も訪れて

いない・・。

 

今年も頭にすら浮かばなかった。

今年の原因は・・歳を取った事のようだ。

 

旅行にすら行きたいと思わなくなった。

原因は多分体力的な衰えのようだ。

 

負けじと若作りしても、刻一刻と人生お初の終焉が近づいているのだろう。

最近過去の小さな事に懺悔の気持が湧いてくるから。

 

こんな気持ちに涙雨が入り込んで心を冷やさないようにしなければ。

こんな日は元気の出る歌でも狭い部屋にながそうか。

 

平原に馬を駆り、鷹狩をして暮らしていた遊牧の民の国

「カザフスタン」

黒髪に黒い瞳、奇跡の歌声。この歌手を知る事が出来たのは人生の御褒美だと思っている。

 

独身で子供もいない狂素 夜花の「憧れの王子様」

デマシュ・クダイベルゲン。

 

10年以上もアイスクリームは勿論のこと、冷たい水すら飲んでいないという。

その様な摂生から生み出される脅威の6オクターブ越えの美声に酔おう。 

                   (狂素 恋の矢夜花)