今回の

東北地方太平洋沖地震にて被災された皆さまに

心よりお悔やみ申し上げます




私は昨日

3/11

茨城の鹿島地方に仕事で向かっていました


仕事場に着いたとき大きな揺れに襲われて転びそうになり

施設の人たちと避難の状況に陥り

その40分後に車に乗り込んで帰宅の途に着きましたが

そのとき街の中は悲しい状況


先輩

上司

家族


誰とも連絡が付かなくて

ラジオでは聞こえてくるだけの状況と


目の前に広がる

陥没した道路

倒壊した電信柱や建物

液状化現象

光のないお店、コンビニ

そんな光景に

恐怖と孤独でいっぱいでした


それでも岩手や宮城や福島など

本当に大きな被害に遭われた地域ほどではなかったため


長時間の運転と疲れはだんだんと

私の脳みそを鈍らせました


朝3時にやっと家について

半日運転していた私はすぐに寝てしまったけれど


お昼頃起きて

約1日半ぶりにテレビをつけたとき

その被害の大きさをやっと痛感しました


私は馬鹿だから

車内のラジオで聞こえてくる情報


「○○人死亡を確認・・・」

「○○人が行方不明・・・」

「火災が・・・」

「津波が・・・」


聞こえてきても、実感がわかなくて

人数を聞いても、実感がわかなくて


それよりも今、今自分が早く帰りたくて

ガソリンは大丈夫だろうか

お腹すいたなぁ

足腰が痛い


そんな程度のことしか考えられないくらい

誰かの悲しみや恐怖や孤独を考えられないくらい

馬鹿で鈍感でした


私の仕事場は茨城

日立にも行く

高萩にも行く

水戸にも行くし

なめがたにも行く

テレビから流れてくる

見慣れた街

聞きなれた地名に

激しく動揺してしまった


そして見知らぬ東北の地にも

その光景に

涙の嵐に

激しく動揺してしまった


人間とは悲しいもので

自分に家族に友人に知り合いに

直接関係がなかったりしたら

こんなに鈍くなれるのですね


海外のニュースも同じ

アメリカのテロ

ニュージーランドの地震

エジプトのクーデター

自分に直接関係ないから


「あぁそうなんだ。大変だな。かわいそうだな」


そんなくらいしか思えない。


そんな鈍い自分が悲しい

そんな鈍い人間が悲しい


けど見直すことができた


自然の驚異

人間の愚かさ

けれど人間の、素晴らしさ


何かあったとき

誰かと一緒にいると安心しますよね

私は昨日車内で一人きり、誰とも連絡が取れなくて不安だったけれど

周りにいる多くの車

その中に乗っている人々の姿、笑顔に

とても励まされました


被災した高齢者の方の手を引いて歩く若者

被災した赤ん坊を暖める多くの人々


人間は愚かだけど

素晴らしいのですね


改めてそう強く、感じることができました。



皆さま

これからまだまだ地震、余震あるとのこと。

原発の影響、被爆にも気をつけてください。

コスモ石油のタンクが爆破したとも聞いています。

有毒性を考えて、今後降る雨には十分お気をつけ下さい。

マスクを着用

露出の少ない服を選んで着てください。


家族の安否を

友人の安否を

知り合いの安否を

そして周囲の見知らぬ人の安否を

確認していきましょう


助け合い

支えあっていきましょう


私も来週茨城の仕事場をまわります

大事なお客様たちの助けになりたいと思います