おススメBOOK vol.023【人魚の森・人魚の傷】

「人魚の森・人魚の傷:高橋留美子(小学館)」です。
アニメーションにもなった作品なので 知っている方もいるのでは?
人魚の肉を喰らうと不老不死になる…
けれど誰でも不老不死になるわけではない……。
「不老不死を求める」というストーリなら沢山あると思います。
けれど「普通の人間に戻る」という設定の話は初めてでした。
ゆっくりと流れている時代を昔から経験し見てきた湧太がこのシリーズの主人公です。
不老不死という誰もが一度は憧れる呪いに囚われ はたまた信頼していた家族や村人に騙されその禁忌の道に歩む登場人物達。
それでもたった一人の大切な人の為に生きる人も居れば 復讐の為だけに何十年も生きる人も居る。
人の業の深い行いを通して シリアスなテーマを問い掛けてきます。
不老不死になったら 一生懸命生きて行く事をするのか?
喜びはあるのか?
別れと言う 悲しみばかり背負ってしまうのでは…?
ただ 時の流れに彷徨いながら生きていくのが 幸せだとは 思えなかったです。
自分なら 限られた時間の中 一生懸命生きていく方を選ぶと思います。
貴方は どちらを選びますか?