では、早速TOEICの勉強法に入っていく...
前に
TOEICに取り組むに当って、揃えるべき5つの道具をお話しします
私は形から入るタイプなので、最初に道具を揃えました
そうでないあなたも、初期投資としてこれらはご準備下さい
①単語帳


こんな事を言うと気が滅入るかもしれませんが、TOEICスコアを短期間で上げるのに最も必要なのは単語力です。
ぶっちゃけて言えば、単語さえたくさん知っていれば、リスニングでたくさんの話をされても、リーディングで長文を解かされても、文法が危うくたって何となく意味はわかります。
そういった意味で単語力は非常に重要なのです。
巷には、さまざまなTOEIC用の単語帳が売られています。
重要な事は、きちんと考えて選ぶことです。
amazon等のサイトを利用すれば、単語帳のレビューを見ることが出来ます。
レビューを見比べて、実際に書店で手にとってみて、自分に合うと思うものをきちんと吟味してから買うようにして下さい。
筆者は『TOEIC TEST 英単語スピードマスター』を使用していました。
他に有名どころで言えば『DUO 3.0』、英語が本当に苦手な初級の方は『新TOEICテスト スーパー英単語』などがおすすめです。
単語の勉強法については次回お話しようと思います。
②ロバート・ヒルキ

『新TOEICテスト 直前の技術』
なんの人かはよく知りませんが、とにかくこのおじさんのこの本はすごいです。
TOEIC界隈では有名な方のようなので、「知ってるよ」という方は読み飛ばして下さい。
この本では
・出題者はどう間違えさせようとしているか
・わからない時に正解の可能性をあげる方法
・リスニングは指示があってから解くな
などなど、目からウロコの情報がたくさんのっています。
「11日間速攻プログラム」とありますが、確実に高得点をとりたいのであれば、もっと前からこの本を手に入れて2週以上しておくのがベストです。
③公式問題集

TOEICを開催している機関ETSが発行している公式問題集です。
色々と問題集は出ていますが、TOEICの本家が問題集を出している以上、それを使うのが一番効果的です。
②『直前の技術』を読み、③公式問題集で練習する、というサイクルが一番効果的だと思います。
④マークシート用のシャーペン

これは別に必須ではありませんが...
皆さんご存知の通り、TOEICはマークシート式のテストです。
そしてTOEICを解く時に最もやっかいな事のひとつが
時間が足りない
ということ。
②『直前の技術』では、「リスニング中にマークシートを塗りつぶすな、小さくチェックだけを入れて、リーディングの時間が始まったら塗りつぶせ」と書いてあります。
それだけ、TOEICとは、時間との戦いなのです。
少しでもマークシートを塗る時間を節約して、得点を上げられるなら、小さな出費では無いでしょうか。
⑤スマートフォン

スマートフォンを持っていないという方はMP3プレイヤーでも、なんでも良いのですが、とにかく音源を持ち歩ける手段を準備してください。
TOEICは、リスニングとリーディングが半分ずつの試験です。
そして、これは私の主観ですが、
リスニングの方が点が上げやすいです。
通勤や通学の隙間の時間に、こうしたプレーヤーを用いて
リスニングの勉強をして下さい。
・単語帳についてくるCD音源
・ロバート・ヒルキ氏のリスニング問題
・既に解いた公式問題集のリスニング問題
とにかく、毎日英語を聞くことで、「耳を英語に慣らす」ことをして下さい。
またスマートフォンをお持ちの方で、「教材のCD音源は聞き尽くした」という猛者には、またまたETSが出している『TOEIC English Upgrader』というアプリをお勧めします。

こちらは無料でダウンロード可能で、たくさんの音源があり、日本語の解説も聞けますのでオススメです。
とにかく「耳を慣らす」ことを心がけましょう。
以上、揃えるべき5つの道具でした。
次回は、単語の勉強法についてお話しようと思います。