とりあえず終わりました。 


旅行は楽しいもんですね。


楽しかった事による反動の寂しさとか誰かが言ってたけど、実際は違うんだよね。多分。



その土地から離れる事による切なさか、それとも突き付けられた現実に対する嫌悪感。


その気になれば楽しくなんていくらでもできるんだし………… 



まぁ、この話はいいや。






俺は平和がなんなのか考えられない。


戦争がないのが平和なのか


共通の敵がいなければ平和なのか


武器がなければ平和なのか。



俺にはわからん。



平和学習もしてきたけど、結局何がなんだかわからなかったね。


目の前で人が死ぬのに戦時も今も関係ないんじゃないかな。



話が飛んでわからない?わからなくて結構。わかってたまるか。


いやにリアルな死とか、誰かの話を聞いたとき、俺は何も感じられなかったよ。


ガイドの人が言ってたように俺は『心ない人』なんだろうな。



カワイソウとかサイテイとかそんな適当な同情心は逆に必要ないだろーが。


俺は最低なニンゲンだ。


死んだ人に対する、精一杯の感情が見当たらない。


適当な感情なんかじゃない、確かな弔いの言葉が見当たらない。


だから俺は何も感じられなかった。




死の苦しみも何もかも全部、俺は共感してやれない。


だから俺はあの場所をただ無表情にボーッと眺めてた。


その場しのぎの同情心で死人縛り付けるのはいやだ。





そう考えてると無性に泣きたくなった。


飛行機からやけに青い海と太陽で光る雲をぼんやり眺めて、何故か視界がぼやけた。


俺は何もわからない。



シリアスムードが終わった途端の頭の悪い会話を聞いて、殺したくなった。


死がやけに軽い事にイライラした。


所詮、『カワイソウなフリ』ですか。


残酷だね。


下手に死に関わっちゃいかんよ。


やっぱり俺には無理でした。同情心(仮)すら湧かなかったよ。


だから恨むだけ恨んで、とり憑いて殺してくれって感じたよ。楽になれるならね。


安らかに?結局死人任せかい?


綺麗な景色が墓みたいで目がかすんで見にくかったです。






支離滅裂だな。



まぁミドリにはわからんだろうね。







はぁ、やれやれ