今日は最悪の誕生日。

X'masの次の日でいつも一緒にされるか、
忘れられるか、どっちかだ。
365日の中で最も嫌いな日。

親曰く、忙しいから忘れるんだそうだ。
X'masだと言って特別何かを貰った事は無い。
お祝いの言葉さえも貰えない年が有るし
何のために生まれたのか不愉快に思う一日だ。

そんな私が人の親になった。

娘はペラペラ話せるほど成長して
私の誕生日を理解出来るようになった。

X'masだって楽しみにしてたし
私の誕生日も何か用意をすると言うのだ。

X’masの日は楽しく過ごそうと思ってたのに。
自分の誕生日は過ごそうと思ってたのに。

娘は言うことを聞かない。
いや、言い方が悪いか、
約束を守らないと言った方が正しい。

毎日、毎日言い聞かせても、
彼女は同じことを繰り返す。
それが子育てだけど、最終的には手が出る。

あぁ、昨日のX'masも揉めてたのに、
今日も・・・・・


昨日は「出て行け」


そして・・・・・

今日は「死にたい」


売り言葉に、買い言葉。
「死にたいのだったら死ね。」

言っちゃ駄目って分かってるのに。
本当は凄く必要なのに・・・・

彼女が生きるのを望まないのなら
私はこの世に必要ない。生きていけない。

カッターで切り刻んでしまおうかと思って
刃を眺めてたけどそんな物じゃ駄目。

お気に入りのベルトの
鳩目をふすま上に付けたフックに掛けて吊る。

ブチっと音がして千切れた。

鳩目が切れたベルト

鳩目が飛び、フックからベルトが落ち、
縫われた糸が引っ張られた。
何だ、合皮だったのか?

駄目だ。今度は自分で締め上げる。

娘が気が付いて駆け寄ってくる。
「締めて!殺して!
必要なかったら生きてる必要無い」

小さい手が伸びてきて、ベルトを緩めて外しにかかる。
押入れにベルトを放り込んでふすまを閉める程になった。

今度はチョーカーを引っ張る。
食い込んで息が出来なくなる。

生まれてきた時は、私の手の1/3しかなかったのに。
私の手をタオルで縛り上げるまでになった。

簡単に解ける位縛りが緩かったけど
私は悲しくて転がったまま。
彼女は追いかぶさって泣いて、私も泣いて。

締め後

身篭った時、
この子の為に生きていこうと誓ったのに
この子が必要な時まで生きようと思ったのに。
悲しませることをしてごめんなさい。


今の私には娘しか居ない。
出産後、私は自分を抑えて生きてきた。
完璧な親になろうと努力してきたつもり。
完璧彼女に依存してしまってる。
だから、その彼女に拒否されると悲しい。

でも、多分私たちは又同じことを繰り返すと思う。

すっきりする為にと二人で銭湯に行って
今日の悲しみや疲れを洗い流しました。