マイク業界でケツァルコアトル(マヤ文明の羽毛の生えた蛇の神様のこと)と恐れられているマイクがある。
ある時期に販売されたAKG C414B-ULSやC414-TL2がそうだ。
信じられないかもしれないが、カプセルに毛が生えている。
まずは写真を見てみよう。
パラパラと毛が付いているのが分かるだろうか?
初めに断っておくが、この写真の個体は毛が最も少ない超美品の新品同様の個体である。
並みのコンディションではこの数十倍の毛が付着している。
なぜ、こんなことが?
答えは簡単だ。
コイツのせいだ。
もはや原形をとどめていないが、これが何かお分かりになるだろうか?
そう、ポップガードである。
マイクと一緒に同梱されているものだ。
表面は静電植毛されベルベット調になっているウレタンポップガードだ。
だが、最悪の難があった。
経年で劣化したウレタンポップガードから静電植毛された毛がドバドバ抜け落ちるのである。
(ワシは毛がある!)
この毛はカプセルのみならず、C414内部のありとあらゆる場所に侵入しているから厄介だ。
もし、この静電植毛ポップガードを使用しているならすぐに別の物に取り換えた方が良い。
この毛とボーカルの飛び散った唾液がカプセルに取り返しの付かないダメージをもたらすのだ。
オクでAKG C414を買ってはいけない!

