以前書いたこの記事を覚えているだろうか。

 

 

 

 

この記事の最後で紹介したShure KSM8 Shure Beta57A Sennheiser e945の偽物マイクセットだが、1カ月前に売れたらしい。

 

そもそもあの写真だけでどうして偽物と分かったか。

そして音が出ないことをどうして知っているのか。

不思議に思った方がいるかもしれない。

いや、誰も気にしていないか。

 

答えは簡単よ。

ワシが返品したからだ。

偽物か本物か完璧に見分けられる人間にとってみたらメルカリほど安全なフリマサイトはない。

返品しホーダイだからな。

 

どうしてこの記事を思い出したのか。

 

たまに「偽物」「マイク」というパワーワードでグーグル検索したり、ヤフー知恵袋を覗いたりするのだが、気になる書き込みを見付けた。

 

これだ↓

 

 

 

 

2025/3/16 17:02

1回答

手元にマイクが数本あり、コピー品の可能性があるものも含まれるためその真偽を私以外の第三者に証明していただき、書類を作っていただきたいです。(平たく言うと鑑定書です。)
Sennheiser e945
Shure Beta57a
Shure ksm8
主に上記のマイクに関して、本物か偽物かを鑑定して、理由と結果を明記した書類まで作成してもらえるような業者をどなたかご存知ないでしょうか?

オーディオ・26閲覧

 

これを読んであの出品を思い出したわけだ。

 

絶対にアレだ。

 

そして、案の定、ビンゴ!

 

となったのである。

 

Sennheiser e945、Shure Beta57a (Beta58Aも)、Shure ksm8は偽物マイクが大量に出回っている。

フリマサイトの個体は新品、中古問わず95パーセントが偽物という危機感を持った方が良い。

 

そして、今、偽物マイクは新たな伝説を紡ぐ。

 

 

 

評価を読めば分かるがこの出品者は返品対応を一切しない。

 

さー、アッホーの悲惨な茶番劇の始まり始まり(笑)

いや、アッホーは失礼か。(ここにも騙されたヤツが一人。)

最悪級個体だから写真からの判別は困難だ。

まー、音出ないからすぐに異変に気付くんだが。

偽物と気付けるかどうか、それが問題だ。

 

偽物マイクは代行業者が落札してくれたらノートラブルでウハウハなわけでこれを狙って出品するヤカラも多い。

 

はー、世知辛えー。

 

「ジャンク品 通電動作未確認」とか書かれていても行間に期待するのが人間の性(さが)。

 

のるかそるか、博打好きにはたまらないよね。

 

でも、メーカー名と型番書いてるのに偽物で、ジャンクだから返品不可、ノークレームノーリターンは通用しない。

そう思っていないヤツが大勢なのもヤフオクの特徴だが。

 

出品者が返品対応しない場合、とりあえずヤフオクの事務局に相談するといい。

 

昔と違って今なら何かしらの対応はしてくれると思う。

少なくとも何もしないよりはマシだ。

 

出品者の垢バンか少なくとも出品停止措置くらいはしてくれる。

 

受け取り連絡期限の延長も去年から可能になった。

 

とはいえ、メルカリみたいに落札者重視ではないのがヤフオクだ。

実際どうなるかは分らない。

とにかくメンドクサイのは間違いない。

返金されるかハラハラしながら過ごす時間も嫌過ぎるわ。

 

正直言ってヤフオクのカスタマーサポートクオリティーは最悪だからな。

 

ところであらかじめ断っておくが、この記事を読んで何人かはこう思ったはずだ。

 

「落札価格を下げるための風説の流布じゃね?」

 

フッフッフッ。

 

どーだかな。

 

落札すれば分かる。

 

実はネット検索すると偽物だという証拠が比較的楽に見付かる。

 

ヒントだけ教えておこう。

 

同じ傷のあるBeta57Aを探せ。