不穏の中の癒し
突然、田舎の祖母から電話がかかってきた。
何事かと恐る恐る取ったら第一声が飛び込んで来る。
「結婚するのけ!?」
しまった…。
伯父にいざとなったら人の家に転がり込むと漏らした情報が
なんか湾曲とまでは言わないが気の早い伝わり方をしている…。
そして実際その可能性は低い…と言わせてくれ>>1よ。
俺はもっと稼いで独立するのだ…。
しかし祖母があまりに嬉しそうな声で喋るので
「そうなる"かも"しれないけど、まだ全然先の話」
とだけ言っておいた。
しかしすごいなぁ…。
人ってあんなに嬉しそうな声が出せるんだなぁ…。
そして嬉しそうな声って活力になるものなのだなぁ…。
状況としてはあまりよろしくないけれど
他にも父親や自分の仕事の件で良いニュースも提供できたし
祖母が喜んでくれていてなんだか嬉しくなってしまった。
僕ももっと嬉しい時に嬉しい声が出せる人になりたいものだ。
あんな声はまた聞きたいと、人が思うじゃないか。
そういう人が、幸せになれるのだ。
だってその人はもう、人を幸せにしているのだから。
僕には眩し過ぎてなかなか帰ってあげられないけれど。
もっと喜ばせてあげたいなぁ。
もっと
もっと頑張らないと。