桜ソング | ++ Twelve Moon ++

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いつかまた、あの欠片たちに出会えたら・・・
そんな想いを笑顔の裏に潜ませ生きてきました。

そしてついにその『いつか』は現実のものとなり、あの欠片たちと再会できました。
夢のような時間はあっという間に過ぎて行きました。



『またいつか』・・・ね。

 

物心ついた頃から音楽はなくてはならないものだった。






小学生の時、私はある曲のメロディーを必死に練習した。




卒業という曲のイントロ。






音楽を趣味にしていた父親のお陰か、ウチには幾つもの楽器があった。





ギター、ベース、ドラム、キーボード。


まぁキーボードは長男、ギターは次男の物だったけど。






長男のいない間、部屋にあるキーボードで隠れて練習をした。




ピアノなんか習った事はなかったから、勿論指使いは独学。




だから簡単に弾けるわけがない(苦笑)






だけどなぜかどうしても弾けるようになりたくて、何度も何度もCDを聴き返しながら毎日練習をした。






なんとかメロディーを辿れるようになり、音に合わせて弾けるまでになったある時、長男に弾いて見せた。







『おぉー弾けてる弾けてる!』







そう言われた私は、きっと凄く得意げな顔をしていたと思う(笑)






その日以降、私がキーボードに触れる事はなくなった。





一時の気紛れ、好奇心だったんだろうけど、大好きな曲を自分の奏でる音だけで表現できた喜びは忘れないと思う。











“薄紅の花びら”という言葉から始まるこの曲。





私の中での『桜ソング』に含まれる一曲です。