窓から夜空を眺めていた。
強く吹き込む風に、乾かしたばかりの髪が揺れる。
舞い散る枯れ葉、ざわめく木々。
静寂の闇が風の音に支配される。
星が輝いていた。
煌々と光る星、弱々しく光る星。
どちらの星もすっかり夜空に溶け込んでいた。
どれだけ眺めていただろう…
何気なく頬杖をついた指先の冷たさに、思わずハッとした。
『折角お風呂で温まったのに、これじゃあ台無しだ…。』
急に寒さに敏感になった私は、慌てて窓を閉めた。
すっかり冷え切った頬を両手で包むと、手の平からじわりと温かさを感じた。
同時に、切なさが込み上げてきた。
そんな温もりに安堵している自分は、一体何に追い詰められているのだろうか…。
考える必要もなさそうだから、今夜もそろそろ寝ます。
明日もきっと晴れるよ!