旅の終わり。 | ++ Twelve Moon ++

++ Twelve Moon ++

いつかまた、あの欠片たちに出会えたら・・・
そんな想いを笑顔の裏に潜ませ生きてきました。

そしてついにその『いつか』は現実のものとなり、あの欠片たちと再会できました。
夢のような時間はあっという間に過ぎて行きました。



『またいつか』・・・ね。

 

数日前、沈みゆく夕日を見ながらキリトを思い描いていたんです。




こんなに広い空をオレンジ色に染めてしまう夕日って、すげぇーなって…



素直にそう思えたんです。





こんなにも綺麗な色に染められる夕日が、とても頼もしく、心強い存在に思えて、自分の背中が軽くなった気がしました。











それから、久し振りにキリトの曲が聴きたくなり、以来、いつも聴いていたんです。




BGMとしてではなく、一曲一曲を確かめるように、噛み締めるように聴きました。









そして、ある曲を聴いている時、ふと思い出したんです。











『帰るべき場所に、私は帰らなければいけない。』

















不安で眠れない夜もあった。



私の傍には、誰も居ないと感じた。



大切な人の事すら、忘れてしまった。




自分は間違っているのか…それすら考えられず、どうすればいいのか分からなかった。




こんな自分が情けなくて、誰にも顔向け出来なくて、不安はどんどん募るばかりだった。











何一つ、諦めてはいない。



何一つ、捨て去る気もない。




私が帰るべき場所は、初めから何一つ変わってはいなかった。







誰も知らない約束を、私は自分とも交わしていた。



迷いながらも、それでも言葉を綴り続けた。



誰も知らなくても、私の言葉を受け入れてくれる人が、大切な約束を温め続けてくれた。







遠くで感じていたあの場所に、私は帰ればいいんだ…帰ってもいいんだって、そう思えた。














許されないかも知れない…



この空白の時間は。






だけどそんな時間でも、ただひたすらに待ってくれる人がいた。





だからこそ私は、安心して『Twelve Moon』という場所を離れる事が出来たんだと思う。














“出口”と書かれた扉は、見る位置によっては、入口を意味する扉だったのかも知れない。





そこから外へ出るのか、戻って来るのかは、自分次第で決まるものなんだと思います。













私の『EXIT』は、大切な場所に繋がる扉でした。










キリトの「EXIT」を聴きながら、帰ろっかなって、ふと思った自分がいました。















やっと帰れそうです…あの場所に。