仕事で知り合う中で自分の自慢話ばかりする人が多い事に気付く。
おいしい話ばかりをしてくる方々。
そんなとき、こんな言葉を思い出す。


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言葉花咲くものは、心かならず実なし。(言葉花咲く=言葉を飾ってうまく言う事)

口に蜜を造るものは、心かならず針あり。(口に蜜=甘い言葉を言って誘う事)

みだりに誉る者は、みだりにそしる。(そしる=ののしる、悪気口を言う)

みだりに喜ぶ者は、みだりに悲しむ。

利欲にふけるものは、長く人倫の道を失う。

利欲に惑うものは、時に親戚にそむく。

文妄にして邪智有るものは、人の害をなすこと多し。(文妄=語句に偽りがあること)

書を読て邪智有るものは、国の大儀を害す。

心に感じて為す事は、末を遂げて成熟す。

気に感じて始まる事は、暫くしにして消散す。

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「自分は非常に優れているのに世間が正当に評価してくれないのは世の中が
間違っているからだ」と自分の事を高く評価している人ほど世の中や他人に
対してそしりがちになる。
うぬぼれの強い人は悪口が多く、悪口を言うから逆に人に敬遠され評価を
下げる。という悪循環に気づいてない。という内容ですが、仕事で知り合う
中で自分の自慢話ばかりする人が多い事に気付く。
そんなとき、この言葉を思い出します。