この日のライブは
割とマジックが起こっていた
メニュー的には
過去のシングル曲が多く
最新アルバムを聞きこんでいない
私にとってはありがたい
本編が終わったアンコールでは
どこかしら観客の一部が
きよしこの夜を口ずさみ
スマホのライトをキャンドル替わりに
会場の皆が振り揺らす
ステージに戻ってきたあのJすら
茫然とした様子で立ち尽くしていた
RYUICHIも思わず
「いつリハーサルしたの?」と驚いていた
Dejavuでは頭を振り回すスレイブたち
この日のノリが良かったのか
「今日は怪我さえしければなにやってもイイ」
と、もしかするとスレイブ以上に
メンバーたちが一番楽しんでいたのだろう
まぁ、さすがにダイブする人はいなかったが(笑)
個人的に圧巻だったのがSUGIZOである
元からギターを弾く姿はカッコイイなと思っていたが
実物とTVでは数倍の差がある
あそこまでカッコ良くソロを弾く姿は
カリスマ以上のカリスマである
もちろんINORANもカッコよかったが
今夜のSUGIZOはホントに凄かった
Jはどちらかというと控え目だったと感じる
最近は見直されつつあるワイヤードマイクで
右から左に行ったり来たりするRYUICHI
ステージの端に行き過ぎて
慌てて戻る姿はなんかカワイかった
ここぞという見せ場の『TONIGHT』で
INORANの渾身のストロークが炸裂
会場はクライマックスに向かい
〆の『Wish』で会場は一つになった
ここで清春を引き合いに出すと
バックはスゴイ巧い人を従えて
演奏しているので
レベルも上だし完成度も高いはずなんだけど
LUNA SEAの方が王道的で
スケールを大きく感じてしまう
無論、デカい会場というのもあるが
ただ完成度という点では
テクニックだけでなく
長年やってきたグループが
モノを云うのかもしれない
一旦離れたとはいえ
やはりLUNA SEAはスゴイと
圧倒された1日でした
観に来てほんとに良かった