12月に行なった解散総選挙
何故、こんな時期にやるんだと
周囲では不満たらたらの不評なんですが
そもそも何故、解散したという動機が
うやむやになっている気がするので
私なりの推論を書いてみた
まぁ焦点としては
表は アベノミクスの是非を問う 形でしょうが
裏は 消費税の是非を問う のが一般的かと思います
しかしながら増税を先送りせず
決定したうえでやってもいいはず
でもそこは、政治家のずるがしこさ
先送りする形で増税決定よりは国民の不満と支持率低下を抑え
且つ来年の増税決定には選挙で国民の支持を得たと
無言の強引さで増税に踏み切る
この第2次安倍政権は2回目ということもあってか
ものすごく政権運営の立ち回りが巧みで上手いです
また体制を整えられない野党への攻撃という側面もアリ
民主党の議席を削るという成果も上げた
(代わりに共産党が着実に伸びている)
本当に巧い…
まぁここら辺までは
新聞記者らのメディアや有識者でも考えられる
考えや総評だと思いますが
私としてはある別な味方がある…
それは自民党内部の不満分子を黙らせる
狙いがあったのではなかろうか?
ちょいと表現がむずかしく
上手く説明できないかもしれないが
自民党内部でもこの選挙では
準備が不十分で、不満が出ている
そして現職で落選している人も中にはいる
ちなみに解散する前は
ある種、増税するか否かで揉めており
大多数が増税するべきと
安倍に圧力を掛けているように感じた
(特に盟友 麻生ら経済産業省関連)
また日銀の黒田も同様に
記者会見で圧力を掛けてきた
本来、総理の判断で決めるべきなのに
調子こいて偉そうに指示している感があり
安倍としても正直目の上のたんこぶと
感じている様に見えなくもない
そうゆう調子に乗って勘違いしている輩に対して
「いちいち口応えすんなよ、調子にノんなよ、生意気が」
と感じたかはさておいて…
先送りを決定して、半ば強引に選挙をおこなった点から
そいつらの牽制が最大の目的だったのではなかろうか?
その証拠になるかどうかわからないが
あんまり文句を云うというか反発する議員が
息を潜めている印象がある
選挙前まではアベノミクス叩きに躍起なっていたメディアも
大勝した所為もあるが、批判は息を潜めている
こうなると安倍政権は無敵に近い
現状ではよっぽどのことがない限りは
5~6年の長期政権となりうるだろう
もう色んな法案もやりたい放題
集団自衛権もなんのその
手が付けられなくなるだろう
ただもし、歯止めを掛けることができるとすれば…
それは地方選だろう
地方選においては沖縄、佐賀と
自公がことごとく敗れているので
景気を実感できていない人は
せめて地方選挙においては野党側を支持すべきだろう
(どうしても支持する政策が無い場合)