BLACKSTAR HT-1R | プロト・カルチャー

プロト・カルチャー

ROUAGEベストより マクロスからではない

6月のイケベのバーゲンで買ったアンプ




BLACK STAR HT-1R  9720円


長い間愛用していた Fender Frontman15Rが

そろそろ寿命な事もあり買い替え


当初はケトナーのTubeMeister5のコンボを

買う予定だったのですが


最後の最後でこちらを選択


(単純に持って帰るのが楽だったのが決め手)



このHT-1Rの最大の決め手は

パワー菅に定番のEL34を使わず

プリ管の12AX7を使用している点


それにより限界まで飽和させて

マーシャルよりエグイ歪みを実現させております


試奏させてもらったんですが


TubeMeisterは小音量はもっさり、大音量ですっきり豪快

出音に余裕がある


HT-1Rは小音量はすっきり、大音量でもっさり

出音に余裕はない、ほんと集合住宅向け

クリーンにおいてはネット囁かれてるほど

酷くはないと思います


確かにEQがないので作り込めませんが

この価格帯でなら十分と言える


両機ともあくまで小型チューブアンプの

入門機ですので、そこまでこだわるなら

どちらもワンランク上の機種を買った方がよい



TubeMeisterは店員曰く


18の方がケトナーらしい音が出る

買うならそっち、これは入門機

Blue Editionの方がマシ


との評もあり


それなら持ち運びが楽で

個性のあるHT-1Rにしようと購入


まぁそれでも、最後の最後まで悩みましたがね…σ(^_^;)





なんかケトナーとの比較レビューに

なりつつありますが


本機のレビューです


基本的にこのアンプは

EQが無いと言っていい


かろうじてというかISFという

スピーカーシュミレーターなるものがありますが


正直な話、効き具合は微々たるもので

イジろうがイジるまいがどっちでもいいレベルです


トーンは固定されていると言っていい

でもサウンドハウス辺りで言われている


クリーンは使い物にならないというのはさして感じません
チューブアンプとしては十分及第点かと思います



オーバードライブチャンネルに関しては

もう語る必要のない程の暴れっぷりで

正直、手に余りますが手元のギターvolで

調整すればいいかと思う


型名にある『R』はReverbですが

これはおまけ程度の代物で


ソロフレーズを弾く際の

味付け程度の効果でしょう



軽量でスピーカーOUTがあるので

ライブハウスやスタジオに持ち込んで

レンタルスピーカーに接続して

トーンの違いを楽しむのもOKです



評価としてはバーゲンや中古で1万円で

チューブに拘る人は買って損はないですが


実勢価格で2万~というなら

いいソリッドステートアンプを

新品で買った方が良い気がする


やはり入門機はどこまでいっても

入門機なのでしょう



評価:★★★