米国が参拝を批判した理由① | プロト・カルチャー

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去年末、安倍総理が靖国を参拝し

予想外の批判を浴びた


中国・韓国が批判・反発するのは

折り込み済みだとしても


アメリカ、ヨーロッパ

はたまた親日の台湾までもが批判した


アメリカが批判したから国内でも

批難する声も上がる



大抵の見方としては

アメリカの批判が予想外でして


中韓としてはおもわぬ味方に

見方を変えて、正義が我にありと

小躍りをしていることでしょう



では何故ここまで波紋が広がったのか?


個人的な見解を述べるとしよう



まずヨーロッパ諸国ですが

これは麻生の「ナチスに見習え」発言から

来ていると思われる


この発言で今回の参拝に対して

否応なく注目され


参拝=軍国主義&戦争肯定という

曲解された認識を持ったのではないだろうか


まぁナチス発言での不満ありきで

やっかみという印象が強い



つづいて台湾


漁業権とかの問題もあり

少しずつ関係が冷え切っている感はあるが


こちらは日和見的な意味合いが

強い様な気がする


台湾にとっては日本市場は美味しく

遺憾の意を示すほどではない


ただ中韓の反応と米国の反応

国内の反応を見た上で

『遺憾の意』を示したように思われる


というのも台湾でのデモの首謀は

中国との統一を望んでる団体と

漁業権が欲しい団体である


http://sankei.jp.msn.com/world/news/131227/chn13122723200010-n1.htm


統一の方は中国の味方であるから

憶えめでたくしたいのだろうし


漁業の方はおそらく密約か何かで

漁業権を認めるあたりを匂わせているのだろう


統一の方が知らないが

漁業の方が台湾の総意であるから


日本との交渉は埒があかない

だったら中国領になった方がメリットがある


よって味方をしようじゃないか

あわよくば漁夫の利を狙おうという

スタンスではなかろうか


でも台湾の皆さん


あの欲張りな中国が

漁業権を認めると思いますか?


期待しても騙されるのが

オチだと思いますよ…


なので台湾としては

中国にすり寄りたいのだ


そして日本をある程度

牽制して交渉の材料としたい


メリットの観点から

遺憾の意を示した方が

お得と判断したのだろう



長くなったので続く…