あ~腹減った~
冷蔵庫に食い物あったけな
と、冷蔵庫の奥の方を物色していると
ある事に気が付く
あれっなんか生暖かい…
冷蔵庫の中なのに
これは故障
とよくよく調べてみると
どうも原因は室内灯にあったのだ
そりゃ灯りというのは
LEDだろうがなんだろうが
少なからず熱は発するが
そもそもこの時代、冷やす機械に
熱を発する白熱灯を使用するのは
どう考えてもおかしいのだ
確かにこの冷蔵庫を買った当時は
LED電球は出始めで
E12口金品は無かったが
にしたって、それだったら蛍光電球にすれば
いいんじゃないのと思いたくなる
これが大型冷蔵庫ならば
室内灯の箇所はちゃんとしたカバーに覆われ
熱が伝わらないようになってはいるが
140ℓクラスの安物冷蔵庫では
格子状のプラスチックで簡素に
覆われているだけである
ではいっそのこと、これをLED電球にして
冷蔵庫の省エネ・節電を試みようと思う
しかしながら…
この記事を見た人の大半は
冷蔵庫なんて数秒~1分程度しか開けないのだから
LEDにしたところで大した節電にはならないだろうと
思うのがごく一般的な見解だろう
だが…
前述の通り、白熱球はホンの数秒
点灯したにも関わらず
周辺は軽く5℃位は上がる
非効率の代名詞的な熱源なのだ
消費電力としては大したことはなくても
その温度上昇は冷気が逃げるに等しいと思えるし
上昇した分の空気を冷やす電力はバカにならないはず
それならば比較的発熱量が少ない
LEDに切り替えるのは理に適っていると言えよう
また電力としても ※寝室の豆電球記事参照
10Wが0.7Wなので
軽く1/10以上というやって損はないレベルです
早速、コジマでLED電球を買ってきました
実物は撮り忘れました
恐らくですがこれがE12口金の中で
一番明るくコスパに優れていると思います
他メーカーでは軽く600~800円なのが
Panasonic製なのに498円とお安い
他製品より若干消費電力は高いですが
十分省エネでありルーメン値も高い
※他メーカーは最高で15lmもしくは非表示
もしこの作業をやる場合は自己責任で…
そんなわけでこんなの電球交換と同じだから
楽勝だと思っていたのが大間違いだった…
なんと入っていかない
というか正確にはソケットには入るものの
点灯しないという事態
特殊な規格だったのかと
正規品を見てみると通常の白熱球であり
特に問題はない
原因を調べてみると
どうやら形状に問題があるらしい
左が白熱球で右がLED(参考品)
一見サイズは同様な気はするが
白熱球は金具根元付近が滑らかなのに対し
LEDは無骨でクビレがない
このわずかな形状の差で
最後まで入りきらないのである
…たったこれだけの差で( ̄□ ̄;)
しかしながらここまでやった以上
もう後には引けないので
相手側ソケットがねじ切れる
ギリギリまでツッコんだ結果…
…
…
…
なんとか点いた~~~
でも、二度とつけられないでしょうね
かなり強引にやりましたから(;^_^A
ここで思うのが昔の製品というのは
もうそれしか交換できないよう
汎用性をもって設計しないのが大半である
さすがに今回は破壊するかなと
覚悟を決めたのですが
無事取り付けられて良かったです
明るさとしては
下段がやや暗く感じますが
ほぼ遜色がないレベルだと思います
また30秒ほど点灯させても
特段温かさを感じない事から
これは大成功と言えよう
ただ、もう一度やるかと言われればNOである
破損するリスクが高い為
修理代及びその間使用できないという
不便さを天秤に掛けた場合
やらない方がイイという
判断が正しい
もしどうしてもやる場合は
形状が従来品に近いことを確認して
やった方がよいのと
LED球の中には一方向しか照らさないものもあるから
光の広がり方を計算しないと
室内が暗く、食材を見つけにくくなる
結論
冷蔵庫の室内灯のLED化は
破損の恐れからやらないほうがよい
でも省エネにはなる
わりと真面目な家電記事になったな…