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ROUAGEベストより マクロスからではない

今回はヘッドホンについて

というかヘッドホンについて語り書くと

もうそれは記事10本では収まり切らないくらい

マニアックな世界なのでハマるのが怖い…



んで今回はDTM用のヘッドホンに絞っての考察



おそらくスタジオモニター用における

代名詞はソニーから発売されている

『MDR-CD900ST』だろう


SONY MDR-CD900ST/SONY
¥価格不明
Amazon.co.jp


これは全ての基準と

いっても過言ではない


現在、色々なメーカーからも

このクラスのヘッドホンが発売されており


CD900より使い心地が良いとか

CD900より低音が出るとか

このようにモニター目的であるならば

必ず引き合いに出されるのである



ただそれだけの理由で買うのは安直過ぎるのだと

この前、秋葉で聴き比べをして思った


確かに何を買うのか迷った時は

そうゆう定評のある品を買うのがベターである


しかしながら決して安い買い物ではないので

失敗したくないのは誰だって同じなのである


そしていくつかのモノを試聴してある考えに至った



演奏チェックとミックス・マスタリングは別物



実はこれを使い分ける必要があるのだ



PRESONUS HD7
¥5,980
楽天


最近DAWソフト会社から発売されているヘッドホン


コストパフォーマンスに優れ

初心者ならまずはこれと勧められるかもしれないと

評判は高いです


だが、実際試聴してみると

キンキン、カリカリした音です


というかモニター用って

こんな感じなの?と首をかしげたく音


流石にどうかな~と思い

買いませんでしたが一つ理解した


こんな音ではあるが

音の解像度は高い…


これでミックスマスタリングをした場合

中低音を上げ過ぎて、他の環境で聞いた時

もっさりとした音にならないか心配ではあるが


録音したプレイをチェックし

テイクを取り直すか判断する際は

こうゆう音の解像度が高い方が

演奏のムラや失敗箇所を見つけやすいのだ


※ただベース等LOWの聞き取りは厳しいかも


なので、このHD7は悪くないけど

そこからのマスタリングまで使うのははてなマークである



そうなるとミックス・マスタリングははてなマークとなると


カリカリでもなくブーミーでもない

ほどよいバランスの取れたものを

使った方が良い


たぶんそれがCD900STに当るのではないかと思う


ただ、CD900は標準6.3プラグなので

視聴ができず、その実力は謎なのだ


そこで同じソニーから出している

ワンランク下のヘッドホン

MDR-7506を基準すると

3~4機種に絞られる


SONY ステレオヘッドホン MDR-7506/ソニー
¥18,900
Amazon.co.jp

SONY スタジオヘッドホン MDR-V6 (国内未発売) 並行輸入品/Sony
¥価格不明
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Roland RH-300 ステレオヘッドホン/ローランド
¥17,640
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Roland モニターヘッドフォン RH-A30/ローランド
¥17,640
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RH-A30は試聴できなかったが

たぶんこれらがコストパフォーマンスが高く

バランスが良いのではないかと思う


それに解像度も悪くないので

上記に挙げた演奏チェックとして使えると思う


つまり万能選手ですね

普通にリスニングにも最適だし



単純に音楽をイイ音で聴きたいとなると

さまざまな選択肢があるが


モニター用だとある程度は絞れる

というかなんにせよ


狙いというかキチンとした

目的を持つことが大事なのだと

今回は思い知らされましたね


まぁ現段階での第一候補は

RH-300でしょうが


最終的にはこの3つの中で

値段との兼ね合いになると思いますね

AKGも捨てがたいが…