この前、秋葉で買ったプラグを使って
自作ケーブルを作りました
プラグはAmphenol という
スイッチクラフトほどの知名度はないのですが
安い割に造りが良く、評価の高い メーカーです
※産業用航空宇宙用等手掛けているので
信頼性は良さそう
ケーブルは前にオヤイデで買った
ベルデン9778というアウトレット品2mを半分に
実はあまりケーブルにはこだわりがなく
網目シールドがあり、ノイズが少なければいいや程度
一応、CANAREかProvidenceを買う事にしてますが
普段は安物の形成型ノーブランドです
作業性においては特に問題はありませんでしたが
プラグではGNDライン配線がでして
どう配線すればいいかは迷いました
ケーブルは一芯編組シールドタイプの
半導体カーボン素材付
この半導体カーボンがうまくカットしきれなかったので
やや不安ですが、まぁなるようになるでしょう…
せっかくなのでどれほど音に違いがあるか
検証してみました
巷ではケーブルにこだわりを持つ人が多く
TOMOCAはまさにそうゆう人たちの聖地なわけで
ケーブルを変えただけで音が格段に良くなったとか
このケーブルのこの品番はこうゆう特徴だとか
このプラグはこうゆう特性があるだとか
ものすごくマニアックな話や論争なりつつあり
正直、そこまで音変わるのかよと思っていましたが
…
結構、変わったのでびっくり
と云っても劇的にというわけでなく
個人的には印象・定位が変わるという感じだと思います
一応、このベルデン9778は前評判だと
『中音域に特徴がある』ですが
比較対象としては
VOXの安物ケーブル3m500円
まぁ長さが1mと音痩せが少ないこともあるが
確かに中・低音域が持ち上がる印象です
ただ、それはEQ的なブーストやら補正ではなく
前述した定位・印象の様な変化で
とかくギターの音の変化ではありません
中音域が一歩前にくる感じです
わかりやすく例えるなら
ヘッドホンを変えてみたといったところです
ヘッドホンは各社各型番で特徴がさまざま
専門店で聴き比べてみると
高音がスッキリ聞こえるとか
低音に迫力があるとか
ヴォーカルがキレイで輪郭がハッキリしてるとか
そんな印象を持つと思いますが
それに近く、むしろそれらを控えめにした
効果というのが私なりの解釈です
まぁ一回自作したくらいで
偉そうな見解ではありますがね
確かにギターからの信号がアンプで増幅され
スピーカーから流れるので
その第一の出口であるケーブルというのは
大事ではありますが
そんなにこだわり過ぎてはいけない部分だと思います
それはケーブルを軽視しているというわけでなく
その信号を流すケーブルを生かすのは
やはり腕なわけで、それは蔑ろにできない部分です
機材やエフェクターに力を入れても
肝心な腕が無ければ宝の持ち腐れというか…
これ俺のことなんだけどねσ(^_^;)
それを理解したうえで
今の自分の腕にはこうゆうケーブルが必要だ
だからこのケーブルをチョイスする
というのが一番いい方法なのではないかと思います
ちなみに9778はこうゆう特性からして
ベースプレイヤーとか音痩せが出てくる
5m以上の長さのケーブルに
使うのが良いのかなと思いました