MOVIE ON DARKNESS | プロト・カルチャー

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ROUAGEベストより マクロスからではない

去年の暮

大掃除をしていたら懐かしいビデオを見つけた



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LaputaのLIVE DVD


あぁ懐かしい( ̄▽ ̄*)

確か新星堂でポイントの帳尻合わせで買ったやつです



この頃のヴィジュアル系は

黒夢、LUNA SEAが売れ始め

メジャー認知され始めた頃で


それに続けとばかりに

Ein:Vier、ROUAGE、Laputaがメジャーデビューし

自分たちのスタイルを確立しつつある時期


この3バンドは自分的には同期として

ヴィジュアル系第二世代と位置付けています


ちなみに第三世代は

ピエロ、マリスミゼル、ファナティククライシス、SHAZNA

いわゆる黄金期四天王ですね



収録曲はこの時点で

ベスト的な内容でコアなファンでもファンじゃなくても

かなり満足感のいく内容


そして演奏の腕もかなり巧く

この世代というか、この時期活躍していた

ビジュアル系の中でも上位に入るレベルです


(ちなみにROUAGEはLIVEにおいては下手な方…)



Kouichiは一人でありながらツインギターさながらの

パフォーマンスをし、さらにコーラスもこなす


またV系特有のフェイザーをかけたヘロヘロトーンも

他とは一味違った絶妙にいい音

そして安定したソロプレイ



Tomeiは一見やる気がなさそうな

映像ばかり映し出されてますが

どっしりとした安定したリズムを出しています



JUNJIは正直目立ってはいませんが

結構ちょくちょく存在感あるベースフレーズを出し

ちゃんと意識して聞けば、いいプレイをしています



akiはCDと遜色ない高い声とシャウト

そしてパフォーマンスでオーデインスを乗せに載せ

さすがだな…圧倒されます

まぁLIVEなのか、ややパワー感がありませんが…


しかしながら、このファションは

どうみても黒夢の『亡骸を…』期のファッション


黒夢のローディーをやっていたので

影響を受けて当然と言えば当然でしょう



そしてLIVE本編が終わったら

シークレットトラックというかおまけ映像で


新宿でやったゲリラLIVEを収録

周囲はかなり人で揉みくちゃになり

一時中断、結局予定より短い時間で

終了となったのを記憶しております


こうしてみると、音楽業界というかV系は

かなりバブリーだなと…


いまやV系の新進気鋭と言えば

ゴールデンボンバーというエアバンド

なんともV系に影響を受けた人間からすると


いくら見た目・パフォーマンス重視とはいえ

なんか違うなと…



不況なのでX JAPAN、黒夢、LUNA SEAという

カリスマスターは当分出る事はないのだろうけど


何年か後、これらを超える…熱くさせるバンドが

出現することを願いながら鑑賞と感傷を終えるのだった…


あの懐かしきV系の輝いてた日々に…