うちの母は入浴剤好きな私によく言う
「入浴剤を入れたら、すぐ流さないと釜が壊れるわよ」
と言われても
硫黄タイプのものならともかく
通常の入浴剤であれば壊れるわけもない
というかそんな壊れるなら
世間様の都市伝説で有名になってもイイだろうし
メーカー側もとっくに改善しているはず
まぁ、うちの母の場合
丁度、入浴剤を使ったタイミングで風呂釜が壊れたので
その気持ちはわからなくもないけどねσ(^_^;)
全く持って根拠のない事なんですが
ふとしたことで確かにこれは
あながち間違いでもない事に気が付いた
それは一度、入浴剤を入れず入った時の事…
私は少なくとも2~3回は浴槽のお湯を変えずに浸かる
2日目のお風呂の底というのは大体、体から出る
油脂がヘドロのように溜まっているのだが
入浴剤を入れた時より
その油脂が少ないように感じた
別に入浴時間、回数を正確に記録し
比べたわけでもないけど
入浴剤を入れた時の浴槽の方が
油脂のヘドロが多いのではないかと思う
でも、なぜ入浴剤を入れた時の方が
油脂のヘドロが多いのか?
推察するに人間汗が出る時
ついでにミネラルやリン脂質という
入浴剤は基本的に体をポカポカにし
新陳代謝を良くするのですが
そうなると必然的に汗をいっぱい掻きます
汗をたくさん掻く=油脂が沢山出る
という図式が完成する
さらに浴槽の湯はすでに入浴剤が溶け込んでいるため
余計、油脂がヘドロのようになりやすいのではと考えます
えっなんで入浴剤が溶け込んでいるのと
それが関係があるの…と思うでしょうが
『水と油』
一見相性の悪い、混ざらない例えとなっていますが
実は混ざりますいわゆる『乳化現象』というやつですね
良く煮込んだカレールゥーを想像するとわかりやすいかも
つまり、入浴剤を入れてると
すでにお湯と粉が混ざっているので
乳化ができない=よりヘドロ状になる
そして、入浴剤を入れてないと
油脂とお湯が混ざりやすいのでヘドロになりにくい
と仮定の推論を立ててみました
でも、油脂のヘドロで釜が壊れるの?と思うかもしれませんが
この人の油脂はあなどれません
ヘドロ状になった油脂は簡単には落とせず
浴槽掃除においては2回掃除しないと
ヌメリがとれません、地味に強力です
我が家の風呂は作りが古いので
浴槽の排水溝とシャワーの排水溝は共通ですが
残りの処置が悪かったのか
その排水溝には白い塊がへばりついてます
これ、人の油脂です
一度、こうなると簡単には取れず
ノミか何かで叩いて取るしかないそうです
もし、この油脂が釜にこびり付く事になれば…
当然、風呂釜が壊れるリスクは高くなるはず
おお~、うちのオカンが言ったことは
あながち間違いではなかったのだ
疑ってごめんよ、オカン
結論
入浴剤を使うと風呂釜が壊れるリスクは上がる
なので入浴剤を使う場合は
極力早めに湯を入れ変えたり
お湯の状態でお湯を流すとかの処置が必要である
※あくまで個人の見解ですので、やるやらないは自己責任で…