3.11 | プロト・カルチャー

プロト・カルチャー

ROUAGEベストより マクロスからではない

3.11についての記事…

初めて書きます


何故、その年のUPでないでないの?


という考えの人が大多数でしょうが

確かにいまさらという表現が

適切ではないかもしれませんが


このテーマを今、書きます



2011、12年の当日、おそらく大多数のブログは

このテーマに関してのことを取り上げたでしょう


が、私自身にとっては書くことが出来なかった…

ましては他の記事のコメントもしなかった


…いや、書くのは違うと思ったというのが

シックリ来る表現だと思う


どうしてだか、その日に記事を書いてUPするのは

何か違うと思っていたのだ


別に他の人が取り上げるのはどうこうではなくて

様々な方々の記事は興味深く見させて頂きました


でも、それを見ていたら余計

今書くべきではないという思いが大きくなった


そのえも云われぬ感情というのは

言葉では表現し難いのです


自身の偽善を垣間見たのかもしれないし

判断するのは早計なのかもしれないし

文才への挫折なのかもしれないし



だから、感情の赴くまま

書くことはやめて、一旦寝かしつけることにした



3年経過した今…


原発の事後処理はどうなった?


全く以って、依然酷い状況であり

放射能物質は今後もあそこで半永久的に

爪痕を残し続けるのだろう


野田さん…どこが収束しているんですか?



その年の東電株主総会で誰かが言った


「原発はコントロール出来ていれば安全」


この状況下でもコントロール出来ているのか?



どこかの誰かが言った


「東京の真ん中に原発建てればいい」

「東京の電力を賄ってやっている」


それなら電源三法の交付金はいらないですよね

それに政治家たちがそれを一番反対しますよ

国会が機能しなくなったらどうなるんだとかの理由で…



「経済の為に原発は必要だ、脱原発は無責任」


社会保障を理由に消費税10%に上げるな

じわじわとだまし討ちのように所得税を上げてる癖に

何が経済だろうか…


法人税を下げたところで儲かっていない中小企業には

意味の無い減税である


原発再稼働で料金を下げるとか

甘い言葉で世論を誘導しているが


燃料調整費は上がっていくし

除染費用は巡り巡って私達からの税金から

捻出されていれば結局は高くつく


安定供給の面でも

元から火力発電だけでも賄えるよう

法令で定められているのだから

単なる恐喝と脅しである



東北の復興は相変わらず進んでおらず

この前首相は現地訪問して

たいそうなことを言いましたが

今後もろくに進まないだろう


ろくにといえば…

議員削減も出来ていないのに

何が歳出削減だろう、増税だろうか…


どちらも結局はポーズであり

ボクシングのクリンチで先延ばししているだけ





あれだけ悲惨の状況を目のあたりにしながら


まるで知らなかったかのように


原発を使い続けたり


ボランティアは減ったり


募金の使い道も

こどもの教育にいくのはいいが

生活のサイクルとしては

大人の稼ぎが元なので

それが安定しなければ破綻する


子供の支援とはいいつつ

イメージを良くするための印象でしかない





のど元過ぎればなんとやら



利権やお金が絡めばなんとやら



そこが人間の本質なんだろう



3年たった今日ほど



それを感じた日はない