神保町の今 | プロト・カルチャー

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ROUAGEベストより マクロスからではない

御茶ノ水へ行った…


ついでというか神田の近くだったので

久し振りにぶらついてみる事にする


本の街 神田神保町



主にぶらつくのは表通りよりか

すずらん通りなのだが



久し振りに来たそこは

たいぶ風変りをした様だった



飲食店が多くなり

小奇麗になった感じ



以前あった年季のある古い店は少なく

どれもオフィス街にありそうな洗練された店舗



ある程度は本屋もあるが

それほど人は賑わってはいない気がする



といっても元から日曜の午後というのは

活気があるわけでなく、表通りも人がちらほらと

のどかに古書を目踏みする、のんびりした空気なのだ



これはビブリオマニアが集まる特有の

落ち着いた雰囲気とも言えよう



それとは別にシスターが本を物色してたのが

なんともレアなのに、あたり前さを醸し出している



元々私は本は好きなようでさほど好きではない

そこらの人よりは読むような気はするが

かといって月一冊読むほどではない

もっぱら日経ビジネス系をさらりと読む程度だ



なので昔ほどタイトル買いすることはない

今回も何冊か買ってみたい本はあったが

読まないだろうと見送る



結局、本なんて仕事と同じで

買ったらすぐに読み終えないとダメなのかもしれない

先延ばしにするとダラダラと先送りなってしまう



これが今回得た教訓だと思う



せっかくなので前々から気になっていた

神田古書センターのエレベーターに乗ってみる事にした



日立製のエレベーター

古臭い感じがなんともいえません



上がってみたはいいが

特に目的があるわけではないので

一番上のレコード屋を物色する



年代物のレコードがずらりと並び

野々村真君の若かりし日の写真なんかもあった



よく催事場でありがちなわけのわからない

レコードばかりではなく、歌謡曲、アニメ、邦画など

たしなむ人でなくても興味を惹く

手に取りたくなるラインナップがありがたい



ふたたび、すずらん通りに戻ると

喫茶店さぼおるを撮影してる二人組がいたが



神田のカフェというのは代官山並みの

落ち着いた雰囲気というか独特の良さがある



その所為かは別として

東京堂がリニューアルされていて



黒を基調としたシックな大人のデザインで

カフェが内設しており、サラリーマンがPCに勤しむという

丸の内の洗練されたスタイル



さらにはそこの棚にある様々な最新刊が読めるなど

ありそうでなかった面白い試み

古きモノは淘汰されていくが、それに変わる

新しいスタイルを模索しているようです



この後は御茶ノ水に戻り

いつも通りの楽器屋物色



出物はありませんでしたが

なんだかんだいって(シャレではないよ)

好きな街の一つです



これもまた

ずっと続いて欲しいと願う一つなのです…