果たして… | プロト・カルチャー

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ROUAGEベストより マクロスからではない

東日本大震災からもうすぐ一年


政府とは別に組織された

民間の事故調査団の見解が発表されている



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120228-00000072-mai-soci



内容は危機管理の取り組みが甘いという事と

政府が細部に口を出して国民の評価を失ったとのこと


TVでは首相が現場に行ってどうするんだとか

後は警察に任せるべきだとか


当時所長だった吉田氏もそんな事を言っていたし

当時官房長官の枝野氏も政局うんぬんと止めていた



これについては私の意見としては

危機管理は、ずさんで保安委員もただの天下り職だなと思うが

管直人議員は決して間違った判断・行動をしてはいないと評価したい



確かに上の人間が下りてくるなというのはわかるが

管直人自身は東工大物理学科出身で

おそらく原子力については

一番理解している議員ではないかと思う



だからこそ、原発の異常・危険性が解っているからこそ

必死なったのでないかと思う



そりゃあ、政権運営は褒められたものではないと思うが

この原発事故時の行動に関しては評価されていいべきだと思う



緊急時に緊急の行動ができなくて

何がトップだ!



それに管直人が現場に行ったことで

水素爆発やメルトダウンが起こったわけでもない



ましてや行かなければ事態は収束した…

というわけでもないのだから

これを批判するのはおかど違いではないだろうか



東電の撤退を許さなかった事が評価されるなら

この行動は間違いというのも間違いではないか



でーんと構えるだけがトップの仕事ではない

そうゆう状況・緊急事態だったはず



最悪の危機・事態を感じての行動なのだから

現場も必死に『邪魔だ』と退ける気迫を持つべきだと思う



もし責任・根本原因があるとしたら、それは自民党であり

50年近く前の原子炉の再稼働を認めた当時の政府や議員である



少し論点はズレるが

結局、東電の原子力ビジネスの利益に酔いしれ、しゃぶりつきたい

株を保有している議員の弊害ではないのだろうか



国民は原子力発電の恩恵をうけているのだから、文句は言えない…

という見方もあるが、原子炉がある市町村への補助金は税金から

出ている事を考えれば、そうとは言い切れないし



廃炉にする際の何兆円もの金額も

税金から出るという事になれば話は別だと思う




話は戻りますが…


ただ、この方の発言もブれるので

実は支持率上げる為の行動でしたと言われたら

そりゃあ、私の見る目が

浅はかだったと認めざる得ないですけどね…