東京都瓦礫戦略 | プロト・カルチャー

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ROUAGEベストより マクロスからではない

先日、東京都は被災地の瓦礫を

どの地方よりも先に処理を受け入れた



これについては賛否両論があり

4月時点ではどの自治体も受け入れに前向きでしたが

現時点では住民の反対意見が出てきて

拒否している有様です



喉元すぎればなんとやら…

少し哀しい・寂しいかなと



で、この対応について

初めて石原はやるなと思った

おそらく、これが後にも先にも最後だろうけど…



というのも、良い先手を打ったのである



今回集められた瓦礫というのは

岩手・宮城と福島より北という点に注目していただきたい



この原発事故後の放射性物質は風の流れで

南にいっているので、放射能的には安全だとみる



これにおいてもっとも問題なのは


福島県の瓦礫を何処が処分するか 



つまり、一番に安全な瓦礫を受け入れる事で


東京都は岩手・宮城の分で一杯だから

福島の瓦礫は他の自治体さんがなんとかして頂戴ね


という事が言えなくもない



先手を打ち、最悪な物への防御とする

さらには都心への電力供給が理由で

原発を作り、稼働しているという意見を抑え込みやすい

という狙いもなくはないだろう



とは、いえこうゆう想像の思惑なしに

安全なら瓦礫を受け入れますよという

継続的善意がないのは残念ではある



その背景には不況による

生活苦が着実に進んでいるのかもしれないが…