東電の賠償問題
リストラ、コスト削減、役員報酬のカット等
資金を捻出して、さらには国の支援と
至れり尽くせりですが…
この賠償金支払いは一括に見えるが
そもそも、長期スパンで考えていいような気がする
額が額だし億単位なのだから
電気料金は上げず、10年位かけて
支払えばイイ気がするけどね、ちがうのかな?…
電気会社は(事実上)東電しかないのだから
借金・赤字でも継続できそうだし
もちろん、役員報酬カットや資産売却するのは当然
つーか7600万の役員報酬がもらえる企業ならば
長年かければ賠償できるだろうに
それに被害だってこれから
どんどん浮き彫りになり発生するのだから
ここでスパッと金額を払って
ハイ
終わりではいけない気がする
また、今回の件で
企業年金カットで東電が強気の背景には
ある駆け引きが存在している気がしてならない
その要因には
事業仕分けが関係しているのだが
去年、子供手当て等の予算を捻出する為に
徹底したコストカットや埋蔵金を放出した
それにより、政府には蓄えが一切無い
ほぼ税収でやりくりしており
保険的ないざというお金が全くないのだろう
税収でやりくりするにも
岩手、宮城、福島、出荷制限を受けた茨城
これらの税収はほぼ回収できない為
家計(政計)は火の車![]()
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それと、復興にかかる費用・保障がせまられ
泣きっ面に蜂
状態なのだろう…
そうなると、実際追い詰められているのは
政府の方なのである
もし、東電が破綻すれば
政府が保証しなければならないので
政府自体が破綻する危険が出てくる
賠償保障で国が破綻する…
これは経済破綻したギリシャ以上に深刻かも…
それを見越して、東電はやや強気の
姿勢を見せているのだろう
天下りの幹部連は自分の資産までは
手放していないのだから
最悪、破綻でもいいという考えは
無いとは言えないはず
そうゆう視点でみると
政府と東電の駆け引きは高度である
強気だがビクビク
の政府
弱気だがイケイケ
の東電
…
でも、こんなんでいいのだろうか?
根本的な問題を見失ってるような感じだよな…
『真摯さ』が無いと言えるな
いまこそドラッカーのマネジメントが必要か![]()
ちなみに企業年金の仕組みはわからないが
幹部連だけカットで現場作業員は
据え置きでいいだろ