MAXON OD-02 | プロト・カルチャー

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ROUAGEベストより マクロスからではない

先日MAXON OD-02を購入した

01シリーズなのに02とはこれ如何に?



と、言いつつも格安で

手に入れられて良かった


届いたのでさっそくレビューだぜ



プロtoカルチャー



何気にラメピンクです

ラルクのKENの

フライングVギターに近い



まずツマミから説明すると

下段左から DRIVE TONE LEVELと

オーソドックスな配列です



しかしこのOVER DRIVEの特徴は

上段のツマミが左から

PHASE(TIGHT、FAT) MIX(0:1、1:1)



これは何か?

これはこの年代によくあった

エンハンサーもしくは

エキサイターのツマミ

つまりそれ内蔵の歪みである



この頃ってコンパクトのエキサイター

もしくはwith歪みが出回っていて

YAMAHAでも出していた気がする

まぁBOSSのメタライザーのような

くっつけ感



いまじゃさっぱりお目にかかれないし

むしろ新製品として造っていません

せいぜいベースのエンハンサーぐらいです



ちなみにINジャックの下の端子は

そのエキサイター回路のON-OFFを

外部SWで切り替えるための端子です



それで前の記事の事が生きてきます




では試奏おば…





音譜



ほほぅ



こいつはなかなか



やはりMAXON期待を裏切らないヤツ


まず音の感触としては

太い音色、分厚い



歪みの質感も非常に締まった音

15WクラスのトランジスタAMPの歪みのような

圧縮感の強い、ベルトーンが豊かで…



けっこうスタックアンプに近い歪みではないか?

iSPのFetishをふと思い出す



でも割りとこうゆうの好きです



TONEの効きもおもしろく

歪みの質が高音になるのではなく

歪みの外側というか輪郭が高域なる



シャリッとするけど太いという

これもエキサイターの影響なのか



しかしながらOVER DRIVEと銘打ってはいるが

DISTORTIONの部類に入るだろコレ

けっこう歪みますよ



して、これからが本題エキサイターの部分

まずはPHASEを動かす





??



全然音が変わらない

故障か?

まったく反応が無い…ただの屍のようだ



とあるブログでは

ここを動かしまくると


PHASERのような効果が

あると記してあったので

不良かと疑った



でも、となりのMIXを

フルにして動かすと



おお!可変中はPHASER効果が得られる

ちなみに動かすのを止めると音質が変わるだけ



やってみるとMIXを7以上に設定しないと

PHASEのツマミは効果が無いみたい



で、ちなみにパネルの表記には

0:1-1:1とあり、どうもエキサイターの

ブレンド具合を調節している感じ

0:1だとエキサイターが

オフということだろう



MIXをフルの状態でPHASEを試してみる

FAT側にするとカリッカラッとした音になる



ただ聞きようによっては

よく入門者SETについてくる

ショボいポータブルAMPの

音のように聞こえるので

この設定は勧められない



ではTIGHT側にするとどうか?



やってみるとドンシャリに

近い感じになる

分厚いドンシャリですよ(・∀・)

これは私好み、

このセッティングはお勧めですね



せっかくなのでBOSSのSWが使えるか

試してみることに



プロtoカルチャー


うまくいきましたね

いい感じです



せっかくなのでMAXON純正SWで

(機能は非純正)


プロtoカルチャー


踏んでる間だけエキサイターなし



どちらかといえばエキサイターONは

ソロ向きなのでオープン・クローズの

切替が無いと使い道はなさそう



でも、このデザインいいわ




さて

総評すると


太めの締まった歪みでDISTの部類に入る


エキサイター全開だと

ベルトーンがガンガン出るので

その手のトランジスタAMPの

歪みが好きな人には良い


エキサイター無しだとチューブAMPぽくなる


設定によってはショボくなる


太い割には抜けがよい




つーわけで


評価:★★★★



やはりMAXONは良い