朝も夜も | プロト・カルチャー

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ROUAGEベストより マクロスからではない

最近、話題になっている
ナイト&デイ…


映画らしいが、なんなのかさっぱり┐( ̄ヘ ̄)┌
ただこのタイトルで思い浮かぶのは



そう…


黒夢の【NITE&DAY】


真っ先に思い浮かんだ人…あなたは清春ファンです






確か…9th singleで初のA面バラード…ではないが
アコギをフィーチャーした楽曲


これが収録されたアルバム【Drug Treatment】は
おしくも2位で【Fake Star】に続きV2にはならなかった


ちなみにその時の憎っくき1位は
川本真琴さんでした…




話を戻して
【Drug Treatment】にはNEW TAKEが収録
こちらは完全弾き語り調でドラムがないアレンジ…


そう…リズムレス






当時の清春さんにしては
ものすごく力を抜いた歌でやわらかく丁寧に
歌詞の女性を包み込むように歌い上げています


歌詞の面でも3コードしか弾けないパンク少年が
初めて好きな娘に向けて歌った
という設定・背景で作られた楽曲です


だからコピー度としてはやさしい方です
一通りコードを弾ける人は1日で弾けるでしょう
完全3コードではありませんが


Bメロの歌詞のセンスも絶妙で
英語なんですが日本語ではうまく翻訳できない
せつない気持ちを表してます


簡単に訳すと『君を思うと狂おしいくらい切ない』
てな感じ
メロディとの相性・響きも素晴らしいです


カラオケで感情をこれでもかって込めて歌っても
クサくならない、強いメロディラインで
軽く歌っても情緒を込めてもイイという
ホントよくできてます



ちなみにプロモジャケットとPVは関連性があり
PVに出てくる風呂の湯の色は
ジャケットのスイカの色を表しているとの事


また同プロモーションジャケットのスイカで
キレイな断面はDAY
崩れた断面はNITEを表現しているそうな




しかしこのPVの清春さんの裸は
ホントSEXY…


男の自分でも思わず食い入って見てしまうほど…
妖艶、甘美…それとは違う表現が見つからない良さ




もう一つ特質すべき点は
人時が全編でギターを(確か…)担当していること


当時の黒夢は出来るだけ自分達だけで
やりたいということ希望しており


【SEE YOU~FakeStarVer】や
【Spray~NewTake 前半ソロパート】でも
人時のギタープレイが聴けます


【Drug Treatment】はギターアレンジで佐藤宣彦氏を
起用してるだけでほぼセルフプロデュースである


このようにプロモーション要素もあるが
この作品はけっこう細かい点にこだわっている



ちなみに
この曲の仮題は【朝も夜も】で
feminism TOURから披露されていた


さらにもう一つエピソードがあり
それはNHK POPJAMに出演した時


3名の弾き語り編成で演奏したのだが
終わった途端、清春さんがマイクスタンドを
蹴り飛ばし、帰っていった


これについては諸所、不満が溜まっていたらしく
真相は謎である(推測される理由は何点かあるが…)





黒夢の1曲だけでここまで長く書けるんだから
つくづく業が深い




なんか聞いてたら弾きたくなってきた




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