JC-120の歪み | プロト・カルチャー

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ROUAGEベストより マクロスからではない

まず使われることの無い歪み

それはJC-120のDISTORTION



これはプロでも使う人はおらず

アマチュアでも声を揃えて

『使えない』と評される程…



まだわけのわからんメーカーの

オーバードライブの方がマシといわれるだろう



こんなこと取り上げながら

自身も使うことは100%ない



楽器屋の試奏時

試しに全開にしてみる程度だ



ただ最近は『この歪み面白いな…』

と思えるようになった



というの、まずその前にFUZZを

取り上げなければならない



FUZZという歪みは過激で

音を歪ませるというより

音を潰すイメージで捉えている



サスティーンも弱く

汚ささえ感じるのがFUZZの持ち味といえよう



しかし自分にとってもFUZZとは

友達の家で聞いた(確か)VOODOOの歪みと

ZOOMのマルチ1010に入っていた


まるで砂嵐のような粒子の細かいFUZZである



いま、そこらにあるFUZZを聞いても

前者のような潰すFUZZばかりだと思う



けど、自分が持っておきたいと思うFUZZは

砂嵐の特性を持ったFUZZで未だに

それは見つけられないでいる



(VOODOOは高いのと

それである自信が無いので除外)



話を戻すと

JC-120はそれに近い特性がある

まあチープではあるが…



逆にそのチープさがなんか最近

使えるのではないかと思っている



かといってライブで使うことはないが

RECでは必要な歪みかもしれない



というのも

細かく楽曲を聴いていると

隠しFUZZなるものがあるからだ



よ~く聴いていると

微かに後で鳴っている事がある



これって意味が無いようでいて意味がある



隠し味程度なので、聴こえなくてもいいんだが

いれておくだけで音全体の厚みが加わる



ギターⅠ、Ⅱでも十分かもしれないが

Ⅲというわずかなバッキングを入れることで

スカスカ感が無く、重厚さが増すと思われる



NIRVANAのスメルズ~もギターを何本も重ねてREC

しているという話を聞く



隠し味なのであまり主張する音では不向きなので

チープな歪みが必要となる


そんな気がしたのでこのJC-120の歪みは使えるのではないか?

と思い至った次第ですが


実際、まだ使ったことはなく、高いし場所が無いので

プロにならない限り

(歪みは)私も使うことは無いだろうけどね