片づけをしていたら
あるエフェクターが見つかった
その名も…
べリンガー VD-1
VINTAGE DISTORTION
見ての通りBIG M○FFのパクリ品
こんなゴツイケースではあるが
中身はスカスカで軽い
これなら従来のコンパクトシリーズでも
十分だろ!と思うが
こだわりなのか、わざわざこんな感じに…
実際の中身はアナログ回路で基板だろうなと
予想はしていたが
それを上回る内容だった
面実装の基板だった…
資源の無駄だろコレ…
しかもこのSW一見、電子スイッチ方式かと思いきや…
チビッこいスイッチでのメカ式ON-OFF切替
おそらく表の3PDTに見えるスイッチは
実際、その部品をバラしたものを
メーカーから仕入れバネを組み込み
チビッこスイッチをON-OFFしているように見える
ある意味ミレニアムパイパスだが
『どうだろうこのSW』と首を傾げざる得ない
ちなみに電池交換は楽チンでした![]()
しかし肝心なのは音!音!音!
というわけで弾いてみた
~
…
買った当初は、味気ないのっぺりした印象だったが
時が経ち、いざ弾くとそれほど悪くはない
FUZZしている…驚き![]()
とはいえ、過激に潰れるFUZZではなく
適度につぶれるFUZZ…あっさりFUZZ
ゲルマやビンテージタイプのようなつぶれ方を嫌う人に
丁度良いかと…FUZZの入門みたいな感じ
ただTONEの6以下は明らかに音がこもるので注意
ブーミーさを出すならフロントPUで調整したほうが良い
SUSTAINの名の通りツマミを上げれば
音が伸びていくが
絞りすぎると音がヘタるので
ブースターには向かないかも
コードを弾く分には心地良く
HIGHが出るFUZZと捉えるいい
単音は物足りないのでバッキング向き
ただグライコをつなぎ
LOWを補正するとイイ感じになる
どのギターと相性が良いか試してみると
GRECOレスポールカスタムとの相性が一番良かった
チェンバーボディなのでハコ物に最適だろうと思う
でも、まあサイズが無駄にデカいのと
ギターを選ぶので
評価:★

