ヤブ医者の定義 | プロト・カルチャー

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ROUAGEベストより マクロスからではない

たまに聞かれる

『あそこはヤブ医者だ』

これについてちょっと考えてみた



そもそもヤブとは何だ?ということになるが

まあ単純に治らないということだろうと思う



しかし大学を出て

国家試験に受かり

何年も研修をしてなった医師が

そんな酷い治療をするのだろうか?



確かに一部は犯罪者なり

異常な非道い医者もいることは事実だけど



治ってもらうことに越したことは無いはず

ではなぜそうなるか?


これはひとえに【専門】ということが考えられる



医者によっては

胃腸が専門とか消化器、肝臓、心臓など

得意分野というものが存在する



まあ内科ならば一通りのことは勉強するだろうから

消化器専門が風邪や頭痛を診れないことはない



ただ肝臓が得意な医者が肺がんを見抜けるか?

などという症例があった場合

見抜ける可能性もあるが

見抜けない可能性は高い



つまりこれがヤブ医者のポイントであると推測する



いまの医療はかなり細分化されていて

知っているだけでも



(間違っているかも知れないけど)

脳外科、頭痛外来、脳神経、心臓外科

皮膚科、腎臓、消化器、肝臓、非尿科

整形、眼科.....etc


何種類も分類される



ただこれは大病院の話で

近所の医者・医院はどうだろう



だいたいは内科とかで

あと整形、皮膚、眼科とかがついてくる



このついてくるだが

個人やクリニックだと内科の他に

もうひとつやふたつ、専門でなくても

名乗っていいそうなのである



専門でなくてもというのは語弊があるが

片手間でもすこし知識があれば

イイということに捉えられる




例えばこれはウチの母の例だが

足が悪いので


A医師に診てもらったところ

注射は一週間に一回は打つ必要があると診断



3日後、同じ医院の

B医師に診てもらったところ

注射は一ヶ月に一回で十分と診断



ちなみにB医師が整形専門である

A医師の治療を受け入れていたら

どうなっていたことか…



だからといって

治療においては完全なる正解

ないのも事実



ただできるだけ最善を尽くすには

診てもらう医師が何の専門かを

調べておく必要があるし

思い切って聞いてみるのも手だ



命にかかわることもあるから

それくらいは聞いておいても

損にはならないはずだし

医者だって専門の方がやりやすいはず



そんなわけで

ヤブとは決め付けず

その病院の特徴や強みを知り

うまく活用することが大事だというお話でした



チャンチャンビックリマーク