この選挙について
考察をこころみた
今回の選挙は
民主過半数割れ
自民改選
みんなの党躍進
とおおまかに書けばこうなり
以前の逆ねじれ国会という形になった
この結果に対し
それなりの要因はある
消費税や普天間など
そうゆう要因ももちろんあるが
これらを紐解くには
前回…衆議院総選挙にさかのぼる必要がある
麻生総理が解散をし
自民が不利の状況で選挙を戦うこととなり
結果
民主が過半数を獲得し(連立ありきだが)
新与党が誕生した
一見、圧勝のように見える結果だが
それはあくまで議席の結果に対してである
じゃあ実際の一議席一議席の内容をみると
実は辛勝のところが多いのである
当時の各選挙区の投票円グラフをみると
接戦が多かったのだ
中には500票差で負けた人もいた気がした
だいたい5:4 (残り1はその他)の
ところが多かったと思える
つまりこの結果をふまえ
今回の参議院選をみると
ようは無党派層が民主に呆れ見限った
ということになる
それを指し示すものが投票率の低さである
民主に期待した、あまり選挙に行かない人の票が
ゴソっと無くなってしまったのだろう
(今回はそんなに票を表示するTVが
少なかったので推察になります)
裏を返せば
自民は必ずしも民意を得たわけでなく
元々の地盤を維持して勝ったと見ることもできる
正直そんなんで意気をまかないで欲しいと思うが…
だからといって無党派層全てが
全く選挙に行かなかったわけでもないので
その分がみんなの党に流れたのではないかと推察する
どちらにしても結局
負け組みは自滅で
勝ち組はぼた餅…
過程・結果を用いて勝利をもぎ取った!
には程遠い、残念に思う選挙だった