stray pig vanguard. | プロト・カルチャー

プロト・カルチャー

ROUAGEベストより マクロスからではない

約1年振りだろうか…


あの時、二人の脱退は全く知らなかった…


モリッシーもサポート?というぐらい

バンドに溶け込み

中心人物といっても過言でなかった…


正直、またなのか…なんなんだよ

と思った…




『2年はかからねぇな』


まだ続ける意思はもっていても


KAZUSHIのスピードでは

「どのくらいになるだろう…また待たされるな」

とも思った


Rayziの時もけっこう待たされたし…




そしてホームページの閉鎖…

「もうこのまま…」

とさえ考えた


それくらいあの二人は

かけがえのないメンバーだった…




しばらくしてして

チケットサイトから一通のメール


6/13〔渋谷クワトロ〕


「ついに来たか…」



素直に喜べなかった

後に検索したサイトは

仮のもので公式ですらない


正直、「このライブはケジメをつける為に演るのか…」

と不安がよぎる






そして当日

幕が上がる


いつものSE

いつものシルエット


そしてその一曲目



新曲!


このとき、思った

このライブはケジメをつけるものではなく


「あの時からのつづきなんだ」

と…


あたりまえみたいに…



まだ日が浅いせいか

ところどころに

ほころびが目立つ


ツアーとはいえ

3DAYS


声もところどころ出ていない


ラストのスターダストでは

もはや声ではない


なにか伝えようとする

いきものの慟哭・鳴きごえ


だからこそ伝わる



ここからまた始まるんだ

転んだら立ち上がんなきゃ

迷い続けるしかないんだ




ボロボロで傷だらけの

stray pigだけど…

でも…

また戻ってきてくれた

逃げずにみんなの前に

戻ってきてくれた…


続けることを宣言するために




あのステージ上での涙…


気持ちがぐちゃぐちゃになり

髪をかきむしる不器用さ


それを照れ隠すような

いつもトーク




ありがとう…

感謝…


そして

最愛…