連休というのはある種、憂鬱だ。
そりゃ嬉しいよ。でも普通の休日と違って連休は特別だ。
そんな特別な日に予定がないってのが悲しいのだ。
連休前の金曜日に仕事先の方に連休の予定を聞かれたので、「予定ないんですよー」と言うと。
「予定は自分で作るものだよ」と言われた。
いや、分かる、分かるよ。確かにそうだ。しかし僕には予定がなかったんだ。
休日にいつも予定が無いわけではない。しかし大抵は自分から声をかける。
自分から誘うだけ、まだ捨てたもんじゃないのかなと思う。でもいつもがそうだと、「相手からは何て思われてんだろ」とか「一方的にこっちが思ってるだけで相手からは何とも思われてないんじゃないか」とか勝手に考えてしまうのだ。
これが自分勝手な考えなんだけど。とにかく僕はそんな考えの持ち主なのだ。
今回の連休もそんな感じで、予定の全く無いままに連休をむかえたのである。んんん、いつもと一緒かな。
だいたいいつも休日は朝にシャワーを浴びる。そしてシャワーを浴びながら色々と考えたりもするのだけど。
「いやー、この連休も特に予定なしか。んー、誰かと遊びたいなー。」
みなさんもご存知の通り、僕は寂しがり屋というか、ひとりが嫌なのです。ひとりも好きやけど、いつもひとりは嫌やよね。みんな一緒かな。
しかし僕の場合は、その気持ちが人より強いような気がする。単に弱いだけなのかもしれませんけどね。人として。
んで「よしっ、誰かと遊ぼう。誘おう。久々に地元の人と遊びたいなー」と思ってると。
そんなときほど、タイミングよくメールが来てたりするもんで。先輩が家に遊びに来てくれることになりやした。
いやー、人の思いってのはうまく出来てるんですかねー。そんなことを思いながら。ラーメン喰ったりアイス喰ったり家でゆったりドラマ見たりしたのであった。
「モテキ」というドラマを見たのだが、こういうちょっと恋愛が絡むものを男2人で見るというのも可笑しな空気になるものだ。変な感じでありました。
「愛を込めて花束を」
そんな名前の曲がある。かなり良い曲だ。
僕はこの暑い夕暮れ時に、花束を届けに行った。
夏の日、夕暮れ、男がひとり、花束を持って歩いているのだ。
不思議な光景だったに違いない。きっと告白でもするんだろうなと思われていたでしょうに。
無事に相手の家に着きまして、花束を渡した。
「す、好きです。」
といった具合で告白することも考えたが、それは止めた。いや、するべきだったのか。
でも実はその花束は自分からの贈り物ではなくて、他の方からのプレゼントで、僕はそれを届けに行ったということなのだ。
人様の思いのこもった花束で告白するなんて、あってはならないじゃないか!
まさに他人のまわしで相撲を取るような、他人のマラカスでカラオケを盛り上げるような、他人の会員証でDVDをレンタルするような、双子がもう片方のクラスに紛れ込むような・・・
いかん、いかんぞ、人様の気持ちを踏みにじっては!
といった感じで、そこは置いといて良いのだが。本当は、食事にでも誘うような、少し時間を共有できるような、そんな淡い夢を抱いていたのだが。。。
シャイなあんちくしょうのせいなのか、暑さがそうさせたのか、2人の相性なのか、会話も弾むことなく、マンションの入り口で僕は玉砕してしまうのであった。
夏の日、夕暮れ、花束を届ける男は、宅急便のお兄ちゃんと同じくらいのものであった。
ひょえーー、もっとこうドラマチックな展開を期待したのにだー。
とかとか、そんなことばかり考えている自分はまだまだだな。
ひょこひょこと、いそいそと、家路をたどるのであった。
焼肉。
誰しもが惹かれるであろう、そのメニュー。
今宵も、「焼肉しようぜ」という、「BANDやろうぜ!」にも似た言葉を投げかける者がひとり。
いつもの友人Sである。
しかしいつも場所は我が家である。我が家で鍋をやって酒を飲んだり、映画を見たり、いつものパターンである。
今回も2~3人で集まり、我が家で肉を喰らい、DVDを見て、酒を飲んだ。あと、夜中にトランプもやったりね。
「時をかける少女」を見たな。
本当のところ、僕も未来から来たんだよ。
誰も信じるものはいなさそうなので、この話はこの辺でやめておこう。
連休2日目は、近くの公園を散歩した。
その日の朝の話である。
『去年、ミスタードーナツで』
私は今メリーゴーランドの前の席に座って、ドーナツを食べ終えた。しかしこのメリーゴーランド、何の意味があるのだろう。
試しにメリーゴーランドに乗ってみようか、いや大人の私が乗れるようなものではない。
店内の真ん中に位置する謎のメリーゴーランド。これは人が乗る為でないと言うのか?
じゃあ何のためだ、ますます謎が深まる。そうこうしてる内に、お子さんが駆け寄ってきて、お馬さんの足(蹄あたり)に触りだしたではないか。
一頭一頭、入念に健康状態をチェックするかのように、お子さんがお馬さんの蹄を触っている。あ、危ないぞ、いつぞや暴れ馬に豹変し、君を蹴り飛ばすやもしれん!そ、その場を離れなさい。
もし私が武士であったなら、こう言うであろう。「お嬢ちゃん、この馬は危ないから、近寄るでないぞ。」ま、全くの捻りもないストレートな発言だ。我ながら、不器用だ。
馬は馬でも、白くて羽が生えて角があって、奥田民生がいて、最近復活して…なーんだ?
はっ、しまった。またつまらぬことを言ってしまった。いかんいかん、メリーゴーランドに集中せねば。
ミスタードーナツ、ドーナツだけかと思われがちであるが、実は飲茶(ヤムチャ)も充実している。
飲茶、中国かー。はっ、これは…まさか!
思い出した、中華料理屋さんには必ずある、回るテーブルだ。その名残であるに違いない!
このミスタードーナツでは飲茶を販売するにあたり、中華料理屋の回るテーブルを再現できないだろうか?そう考えた。
店員A「て、店長、何としても回転テーブルをこの店に置きたいんです。なにしろ飲茶なんですから。ヤムチャですよ、ドラゴンボールのヤムチャなんか存在感薄いじゃないですか」
店長「そんなムチャなことばっか言って…プププ」
店員B「回転…、それは良いぞ!店長、すぐさま取り入れましょう」
店長「わ、わかった。す、すぐにでも発注だ!」
後日、回転テーブルは店員Bの勝手な判断で、回転木馬へと話はすげ替わっていったのだろう。
当初は回転木馬、いやメリーゴーランドに飲茶を乗せ、くるくる回していたに違いない。誰の為に?それはお客様の為にだ、お客様は神様だ。私だ、私が…神だ!
飲茶を乗せて回り続けるメリーゴーランド。想像してごらん、なんてメルヘンチック。いや~、夢があるなぁ。
メリーゴーランドに付いた汚れや染み、その全てが中華料理屋のそれを連想させる。いやぁ、中国4000年の歴史って素晴らしいなあ。
はっ、また妄想にふけってしまった。早いとこ、ミスドを出るとしよう。
最終日。まさに、悲しみのサザエさん日和である。
本日は、友人S(さっきのSとはまた別人)が帰郷しているということで会ってきた。
これまたちょっと離れたところに呼び出されたので、僕はちょっとしたお出かけ気分で家を出た。
早めに目的地に着いたので、カフェでまったり。
好きな音楽を聴きながら、美味しいコーヒー、甘いお菓子。
なんて幸せな瞬間なんだ。カフェって本当に良いものだ。
しかしお金が無いのも、考えどころ。どこかに安くて良いカフェはないのだろうか。
とかとか、物思いに耽る。ペロペロ。
ん?
今のペロペロは何だ?
不思議なことがあるもんだ。
友人と合流して、またカフェへ。
この友人、どうやら結婚式で帰郷していたらしい。
しかも僕も知っている友人の結婚式だという。
なんで僕は呼ばれないんだろう・・・
いや、よくよく話を聞いていくと、友人の親戚だという。
知らんがな!
とかまあ、そんなやりとりをいつも繰り返すような仲の友人である。
今回は夏の計画を立てることにした。
うまくいくと良いなと思いつつ。
計画を練る。
夏よ、俺になびけ!
意味は分からんが、次会う時までには、彼女を作るという毎度おなじみの言葉を言い放ち、僕らは別れた。
とまぁ、こんな感じで日々は過ぎていく。
いつも期待して、もっとエンジョイしたいと思うものの、特に大きな出来事も起きることなく日々は過ぎていくもんだ。それがほとんどだ。
んまー、そんな生活をもっと愛すべきなんだと思いました。
「つまらない毎日の生活をおもしろがること。」
これがこれからのテーマになりそうだ。