トウヨシノボリの復活(日本魚類館) | killifish730 の AQUA-DIY ch

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魚と狂言と写真と旅行とDIY!

御無沙汰いたしております。高木さんが終了して喪失感のある日々を御過しのことと存じます。

すっかりブログのことを忘れていました。先日、そう言えばブログをやっていたな思い出したのであります。

なんやかんやで7年も続けているので、謎の無更新期間は度々ありましたが・・・

 

記事ネタが無かったのかと言えばそうではありません。

どちらかというとネタは余るほどにありましたが、忙しすぎたという状況でした。

水槽小屋を木造に建て替えて拡張したり、沖縄にヨシノボリを採りに行ったり、ADAが割れたり、マクロレンズを売却したり・・・

バイト行ったら、「沖縄行ったのにあのツイ廃が何もツイートしないから何かあったかと思った」的なことまで言われました笑

まとめて追々記事にしていくかもしれません(←絶対しないやつ笑)

 

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さてバイトと云えば、私共、祇園で狂言をする傍ら本屋でも働いております。

注) 正しい比率は、[本屋]:[狂言]≒4:1

要は新刊の情報がすぐ手に入るという訳で、ずっと前から待ち望んでいた「日本魚類館」(小学館)。

 

早速手に入れ(てからブログになるまで1週間を要し)ました。

この図鑑の最大の売りはトウヨシノボリ Rhinogobius sp.OR の復活(←私感)

同定が簡単なオウミヨシノボリがトウヨシノボリに再び統合されてしまいました( ノД`)

魚類検索(第三版)は評判が悪かったので、旧トウヨシノボリの未記載集団を何とかするという意味ではトウヨシノボリの復活は理に適っているのでしょうが・・・

何が辛いかと云えば淡水魚展示会に向けて資料の原稿を送ってしまった後だということ。

訂正資料を作らないといけないので又大変です・・・

淡水魚・海水魚(・汽水魚)の分け隔てなく記載されている本格的なハンディー図鑑という意味では貴重なものですので、魚好きの方は是非とも一家に一冊置いておきたいものではありますが、同定をするのには全く使い物になりません(万遍無く載っているというのは裏返せばそこそこにしか載っていないということです)。同定には(幾分情報が古いという欠点はありますが)決定版 日本のハゼ」(平凡社)や「日本の淡水魚」(山と渓谷社)等の方が断然優れています。

 

 

明日は兵庫県立芸術文化センターで「春爛漫 茂山狂言会」。またまた「唐相撲」に出演してきます!