私の子どもが生まれて3日目の朝、夜中の4時過ぎに、7時に起きて母乳をあげに来ると言って新生児室で預かってもらっていましたニコニコ
その産院は、基本は母子同室ですが、あまりにも寝れなかったり疲れている時は預かってくれますおねがい

目覚ましをかけて寝たはずが、起きたら8時でしたガーン
慌てて新生児室に行き、「ごめんなさい、寝坊しましたえーん」って言うと、「大丈夫よーミルクあげといたからねウインク」と言ってくれましたショボーン

お礼を言って自分の子どもの所に行ったら、足の指に機械がついていました。
これ何や?と思っていると、看護師さんの1人が
「あっ先生、ママ来ましたよー」って言って、奥から小児科の先生が来ました。
 
先生は、
「このこねー、心臓病やね。あとでエコーして穴の大きさとか見てみようか。」
その後、このくらい呼吸が出来てたら呼吸器はいらんかなぁ。とか色々何か言ってたはずが頭にあまり入ってこず、今から沐浴してお着替えするから、お母さん朝ごはん食べといでおにぎりと自分の部屋に戻るように言われました。

朝ごはんの味は覚えてません。
食パン1枚を無理やり泣きながら食べたと思います。
自分のせいで赤ちゃんが病気になってしまった。
元気に産んであげれなかった。
めちゃくちゃ泣いたし、責めました。

その時、知識も全くなくて、心臓病=すごく重い病気と思っていた私はパニックで滝汗
エコーする時に呼ぶからね、と言われた9時までの1時間がすごく長かったのを覚えています。

エコーをしてみると、右心室と左心室の壁に2.3ミリの穴があるのがわかりました。
何もわからなくて、涙を流しながら話を聞く私に、先生はゆっくり丁寧に話をしてくれました。

心室中隔欠損という病気のこと。
体に入っていく酸素量が他の子より少ないけど、このくらいなら呼吸器はいらない事。
母乳を吸う力が弱いかもしれないので、母乳だけでは体重が思うようには増えないかもしれない事。
小学生くらいになる頃に、自然に穴がふさがる事もある事。
もしふさがらなくても、手術をすれば治る事。
状態によれば、穴があいたまま何もしない事もあるという事。

そしてこれに1番驚いた。
生まれてくる子で心臓に何らかの問題を抱えている子の確率は、100人に1人くらいっていう事。
特別珍しい事という訳ではない事。

えっそんなに多いのガーン
って感じなのですが、退院後に小児科の循環器系の通院をする中で、他にもいっぱいいるのがわかりました。
3ヶ月遅れで生まれた友達の子どもも、心臓に穴がありました。

私はポジティブな方なので、くよくよするのも長くはありません。
もし子どもが、手術をして傷が恥ずかしいと言うなら、それは貴方が頑張った証なんやで。と教えようと思いました。

子どもももう4歳になり、今も定期的に検査に通っていますが、このまま手術をしないでも大丈夫とのことです。
エコーで確認すると、かさぶたみたいなものが横からふわっと出てきていて、このまま閉じるかは微妙な所ですけど、問題はないとの事。
先生の患者様のパパさんは、18歳くらいに穴が塞がったそうです。だから自分の子どもも18くらいでふさがるかもチョキと笑っていたそうです。

情報がある、ないという事で、慌てたりパニックになったりします。
私も、周りに心臓病の人なんていないし、自分は健康な方だったので、本当にパニックになりました。

急にこんな事を書いたのは、あるブログの方が、子どもの心臓に雑音が、と言われて、明日大きい病院で検査をしてもらうけど、色んな検索をしてマイナスな方に考えてしまうと書かれていました。
コメントが出来ない設定だったので、もしこの記事が目にとまって、少しでも心が軽くなればと思いました。

インターネットを開けば、色んな情報がある時代です。いい事を書いてる事もあれば、悪い事を書いている事もあります。

心臓病も軽いものから重いものまであるから、一概には言えない事はわかっています。

でも、自分のせいで赤ちゃんが病気になったとか、考えるのももちろんわかるんですけど、自分を責めすぎないでください。

少しでも心が軽くなりますように照れ