傷を負った


彼女は被害者で


だけど加害者でもある自分を責めている





ひとつ命が授かる度に


古傷が痛むの




泣いても傷つけても癒えない傷



その傷を癒す方法はきっとひとつしかないのだけれど


未だ、出会うことがないみたい




あと何度苦しめばいいのだろう







私はもう痛まなくなった



都合のいい人間です



憎しみだけを残した



都合のいい人間です





だけど少しずつ変われてきた



そこは素直に嬉しいんだ