手術後はとにかく色々な痛みがありました。

 

傷跡内部、両胸の間、腕、首、肩、それと喉の痛み。

 

 

その痛みのせいで寝返りも、体を起こす事も辛く、眠る事もあまりできませんでした。

 

 

 

喉は術後直ぐは痛くなかったのに一日経って痛みが出て、そのせいで咽せやすくなりました。

 

痛みの原因は手術中の気管挿管の影響らしい。

 

喉の痛み自体はどうって事ないですが、咳をすると胸の痛みに響くのでそれがとても辛かったです。

 

 

首、肩の痛みは、長く楽な体勢がとれいない事や、

 

ドレーンバッグを首にかけているせいでのこり。

 

 

傷跡内部はズキズキ。

 

両胸の間の痛みは何か異物が食い込む感覚。

 

咳はもちろんの事、前屈みになると激痛でした。

 

これについてはエキスパンダーの淵、又はドレーンの口があたってるかもと言われたけど、それが本当かは分からない。

 

 

 

腕は痺れ、ヒリヒリ、怠い。

 

とにかく耐えられなかったのは腕が怠い事。

 

怠いだけでなく、その中にいる痛みがすごい!

 

筋肉痛とも少し違う。

 

最初は術側の左腕だけが痛かったけど最終的には右腕にまで痛みが広がった。

 

これ以外の痛みは、寝ているか動かなければまだ凌げたが、怠い痛みはどんなときでも痛く、気になって睡眠の妨げにもなった。

 

術中の体勢によって後から筋肉痛の様なものは起こると聞いたけど、それがその痛みの原因かも分からない。

 

 

効くかは分からないけど痛み緩和のため湿布もらって貼りました。

 

 

他の痛みに関しても通常の痛み止めとは別に、追加の痛み止めをじゃんじゃんもらってました。

 

それと、眠るための眠剤。

 

 

それでも完全には痛みは治らなかった。

 

 

 

 

 

そんな痛いばっかりの入院生活、

 

実のところ、この痛みに関しては今はそんなに覚えてないのです(笑)

 

痛みは時間が経てば忘れます。

 

今回のこの記事は私が当時書いていた日記を元に書きました。

 

改めて読んでみると、

 

まぁ〜、入院中はとにかくずっと痛がってました。

 

 

 

 

 

ただ、痛みを忘れると言いましたが、

 

これから先に新たな痛みが出てくるので記憶が上書きされたといったところです。

 

 

この後はエキスパンダーの痛みが自家組織再建手術直前までありましたし、

 

再建手術を終えた今でも体の痛みや違和感に悩まされています。

 

 

かれこれ一年も経つのに、乳がん手術前の軽やかな体には戻れていません。

 

 

痛みには強い方だと思ってましたが、なかなかしんどいものですねぇ...。

 

 

 

 

でもまぁ、これはあくまでも私の場合のお話。

 

 

乳房への強いこだわり、色々気にし過ぎるところ、

 

痛みの部分も含めて、私の全てをT先生は、少数派!と言っていたので(笑)

 

 

 

 

まだ時間がかかるかもしれませんが、

 

今の私の苦労もまた忘れられる時が来るといいなぁ〜。