【トークショー賛歌:act1】荒木飛呂彦先生に逢う準備。 | ジョジョの奇妙な冒険…「IS ART.」第3部

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2017-09-08

朝、目が覚めてもまだあと何時間か後には荒木飛呂彦先生にお会いできるという実感はありませんでした。緊張しているのは確かなんですがどこかフワフワした気持ちでした。

 

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何を着て先生に逢いに行こうか。
ツイッターで冗談交じりで「何着て行ったら良い?」投票とかやってみたりして緊張を誤魔化していました。
しかし着て行くものは決めていた。
「ROEN」のスーツ
「タケオキクチ」のタイピンとカフスボタン
「GUCCI」のドレスシャツ
「アルトラバイオレンス」ネクタイ、ブローチ
自分らしさで最高のおしゃれをして先生に逢いに行こう。
 
現在開催している「ジャンプ展vol.1」の閉展後20時から観覧席の抽選会が行われるとの事でしたのでジャンプ展は1度観に行っていますが原稿入替後の後期はまだ観ていませんでしたのでジャンプ展の後期を拝見してから抽選会に臨もうと思っていました。
そもそも当選してから他の当選者30名の中にツイッターのフォロワーさん(全員リアルにお会いしてる)が3名当選しておりこと少なからず出会いの不思議さも感じていました。
3人とも名だたるジョジョ愛を持っている者たちで本当に嬉しかった。
特に待ち合わせはしなかった。
きっと待ち合わせなどしなくても3人とは落ち合える気がしていた。
 
 実は僕が荒木先生にお会いするのはこれが初めてではありません。
去る2003年、パリの画廊で先生が個展を開いた際恥ずかしながら少し借金をして先生の個展を観に行きました。実は14年間この時の事がずっと心に残っていました。当時飛行機、機内泊含めて17時間くらいの旅でしたでしょうか。伺った日はお客さんで日本人は僕一人でした。日本人スタッフさんが何人かいて見学する際に先生がいらっしゃっている事を伺いました。画廊はジョジョ展とは比べ物にならないくらい狭かったですがその分大きなフレームに入った大きいサイズの原画の迫力は凄まじかったです。
特にその時描き下ろされた「ジョルノ」の美しさに心奪われていました。画廊の奥に行くと先生がいらっしゃって、僕は当時、正直それほど緊張もなく日本から来た事を話し先生は驚きながら「ありがとう」といってくれました。
この時はこれはこれで満足していました。
しかし思い返せば海外のファンの方々は自由に荒木先生にサインもらっていてなんであの時僕もくださいって言えなかったのか。
そもそもサインをもらうための準備もしていなかったのだけど。
そんな後悔の過去もあり今のぼくは「聞くは一時の恥」となって普通では手に入らない物も手に入ったりして後悔しない生き方をできるようになったのかもしれません。
ということでダメ元で荒木先生にお会いできた時に後悔しない「準備」をやはりしてしまいます。
お会いできたときに色紙・単行本・サインペン、私の生涯の夢である「荒木先生との名刺交換」のチャンスがあった時の為に自分の会社名刺。
そんなチャンスはいくら30名限定トークショーとはいえあるわけないのに馬鹿だなあとは思いつつもやはり14年前のような後悔をしないように準備だけはしました。何があるかわかりませんから。
シャワーをあびて、スーツを着て所持品準備をして家をでました・・・・
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