神奈川御三家の一つE光の理科はいいなあと思います。多少知識を問う問題もありますが,全体は一貫して実験に基づくデータの整理やデータから現象の読み取り,さらには実験結果に基づく別条件での結果予想などが問題となっています。生物,化学,物理いずれに通じることですし,この先中学,高校,大学と進む中で理科を勉強するうえで必要不可欠な能力を問われています。知識は基本があれば,細かいことはこれだけ情報社会になればいくらでも調べることができます。一方で,データをどのように解釈するのか,ということにおいてはインターネットでも調べることはできません。まだ人間の目が必要なことです。こういう問題を入試に出してくるとはなかなかです。また,実測データは「ばらつく」ことまで含めてあったり,〇か×かというデジタルな環境で受験勉強をしている子どもには敷居が高いかもしれません。
大人には取り組みやすいと思われる問題なのですが,どうもうちの子にはそうでもないようです。正解を求める問題に慣れているということもそうですが,まず,何の実験をしているのか十分理解できていないことが多いです。したがって,問いで何を問われているのかよくわかっていないという状態です。この実験は,○○を調べるための実験なんだよ,とヒントを与えると,スーッと入っていくようですが,そのことを自力で理解してもらいたいのです。国語力によるところもあります。
過去問を何年間か取り組んでいるうちに,問題形式には慣れてきていますが,まだまだ理解が十分ではありません。わかってしまえば,こんなに点数を取りやすい問題はないと思うので,頑張ってもらいたいです。
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